不眠症を治す方法は生活リズムを整え、定時の食事・有酸素運動・深い睡眠で疲労を回復させることです。

5日間も一睡もできなかった患者さんがお見えになりました。

心療内科で睡眠薬を処方してもらい寝る前に飲んでも

眠れなかったそうです。

 

最近、当院では不眠症で悩んでいる方が多く

来院しています。テレビや新聞ではストレスが原因と

言われていますが、私は生活リズムの乱れや疲労の蓄積が

関係していると思っています。

 

さて睡眠薬の多くは眠れる薬ではなく睡眠導入剤といって

寝つきをよくする薬です。飲んで直ぐに眠れないと不眠状態に

陥ります。

 

薬を飲むことよりも、寝る前にどれだけ心身をリラックスさせておくがが

とても大切になってきます。熱いお風呂、長時間のスマホ、

寝る直前の食事は脳を興奮させるので寝つきを悪くさせます。

 

人間は規則正しい生活を送れば、しっかりと睡眠がとれると

思っています。太陽が昇ってから活動し、太陽が沈んだら

活動を停止する。現代ではこのような生活が難しいですが

できるだけ近づけることが不眠症を解決する方法だと

思っています。

 

不眠症の多くの方は朝起きるのが遅く、夜寝るのが

遅いです。この生活が続くと時差ボケが起き昼夜逆転して

不眠症のきっかけになります。

 

仕事が定時に終わらず、残業ばかりしていると

どうしても生活リズムが乱れます。改善方法は

早起きをして日光を浴びると体内時計がリセット

されると言われていますが、まずはいつもよりも

30分早く起き、そこから少しずつ早く起きるように

身体を慣らしていきます。いきなり朝早く起きて

身体を動かすと生活リズムが狂い早起きを継続

することが難しくなります。

 

食事ですが、寝る直前に食べないことがもっとも

重要です。寝る前にご飯を食べると眠っているときに

胃腸が活発に動いて熟睡できなくなるからです。

 

特に消化の悪いものを食べると眠れるまでに

時間がかかり睡眠時間が短くなります。

 

最後に運動ですが、週二回、30分以上の

有酸素運動が不眠症には効果があると言われて

います。

 

ですが忙しい現代社会では運動する時間が

ないと訴える人も多いです。ではどうしたらいいか?

お勧めなのは通勤時間に歩く時間を取り入れることです。

自転車通勤もお勧めです。車通勤の人は運動することが

できないのでお昼休みに散歩することがいいかと思います。

 

いずれにせよ、運動する時間を確保することです。

心地よい疲労は寝つきをよくさせます。よく、仕事で

身体を動かしているから大丈夫と思っている方もいますが

不眠症を解決することにはつながりません。なぜなら有酸素

運動ではないからです。

 

呼吸をしながら運動することによって眠れる脳内物質が

放出されます。

 

不眠症を解決するには食事、運動、睡眠を見直して

生活リズムを整えることです。寝る直前の食事、運動不足、

夜更かしの生活を少しずつ改善させてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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