なんで!?整体で膝を背中に当てられて“ボキッ”とされてから呼吸が浅く、苦しいのは?

 

ちょっと背中が痛いから整体に通って

2回目の治療の時に、背中を矯正してもらったら

呼吸が浅くなり胸に違和感を感じ、右の肩甲骨が

後ろにいかなくなりました。

 

ちょっと背中が痛いから整体に通って

2回目の治療の時に、背中を矯正してもらったら

呼吸が浅くなり胸に違和感を感じ、右の肩甲骨が

後ろにいかなくなりました。 

 

不安になって内科でレントゲンやCTを撮っても

異常なし。一体何が原因なのか分からないまま

仕事を我慢して続けていたけど違和感が消えない。

 

こんな患者さんがお見えになりました。

 

なぜこんなことが起きるのか、23万人を施術して

きた整体師が解説していきたいと思います。

 

  • 整体に行ったけど、症状が悪化してしまった。
  • 接骨院に行っても体は楽になるけど痛みは消えない
  • 病院で数ヶ月リハビリしても良くならない
  • ボキボキする矯正が怖い
  • 整体や接骨院に行ったことがない

【背中の骨は前側(胸側)にもゆがむ】

 

腰や首の骨は前に構造上、前(胸側)に移動することは

少ないのですが、背中の骨だけは前に移動する、ずれる

ゆがむことがあります。

 

背骨が押し込まれるので胸が圧迫され

呼吸が苦しくなったり、背中に違和感を感じたり

寝ている時や寝返りをしているときに痛みが

出やすいです。

 

逆に車の運転など、じーっとして背中を丸めて

おけば呼吸がしやすく、前に押し込まれている背骨が

後ろへ多少出てくるので楽になります。

 

ずれている、ゆがんでいる感じというよりは

背骨周辺がむずむずする、背骨を押すと痛いなどの

症状を訴えることが多いです。

 

一度、背骨が前に強く押し込まれると

なかなか元に戻らないので、長い間

違和感が続きます。

 

【肋骨に影響を与える】

 

肋骨は背骨にくっついているので、背骨がゆがむと

肋骨もゆがみ、逆に肋骨がゆがんでも背骨に影響を

与えます

 

呼吸をするときに肋骨が広がったり縮んだりする

のですが、ゆがむことによってこの動きが制限される

ことがあります。

 

この場合は肋骨と胸椎がつながっている関節(肋横関節・肋椎関節)

の動きが悪くなっているので、ここを矯正することによっ

動きがスムーズになり呼吸がしやすくなります。

 

また、肋骨と肺の間はある膜によってつながっているので

この部分が癒着を起こしていると肋骨の動きが悪くなり

呼吸に影響を与えます。

 

【横隔膜が緊張する】

 

呼吸は肋骨の下にある横隔膜という筋肉が

上下に動くことによって酸素を肺に入れたり

二酸化炭素を外へ出すことができます。

 

横隔膜が緊張する場合は

大きく分けると2つあります。

 

1つは姿勢によって横隔膜の

緊張度が変わります。

 

例えば猫背や腰痛の方で

背中や腰の筋肉をマッサージして

ゆるめても変化がない場合は

横隔膜をゆるめてあげると姿勢がその場で

変化したり、腰の痛みが消えたりします。

 

どうしても背中が痛いと、原因が

背骨にあるのでは?と思いがちですが

意外と横隔膜や内臓が影響していることが

あります。

 

もう1つは横隔膜をコントロールしている首の神経です。

もしも胸椎を矯正しても呼吸が浅い、

苦しい場合は頸椎がゆがんでいる可能性があります。

 

実際に首の骨を矯正したら呼吸がしやすく

なった患者さんがいました。

 

横隔膜を直接ゆるめても維持しない方は

頚椎がゆがんでいことが多いです。

 

側弯症も横隔膜の緊張によって起きることが

あるので背中の痛みや、呼吸がしづらい

浅い、苦しい場合は疑った方がいいでしょう。

 

【まとめ】

 

背骨が曲がって猫背になっている場合

整体や接骨院ではよく膝で、座った患者さんの

後ろから強く背骨を矯正することがあります。

 

この矯正は実はとっても難しいので

経験が必要になってきます。

 

背骨を矯正した瞬間に止めないと

背骨が前(胸側)に入り込んでしまう

からです。

 

特に背中の筋肉がかたいひとや

こりがひどい人は背骨を矯正するときに

無意識に筋肉が抵抗するので、つい力が

入った矯正になりがちです。

 

できるだけ患者さんがリラックスさせた

状態で矯正の深さをコントロールできる

ベテランの先生であれば心配ないと

思います。

 

ちなみに骨が“ボキッ”と鳴れば、間違いないなく

矯正されたということではありませんので

勘違いしないようにして下さい。

 

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