成長期の女性に多い側弯症は早期治療で改善する可能性が高い

高校一年生になったばかりの女の子が

側弯症で来院されました。

 

最近、お母さんが身体が曲がっているのに

気づき、直ぐに整形外科で診てみもらったら

大学病院を紹介されたそうです。

 

触診してみると、成長期の女性に多い

典型的な突発性側弯症でした。

 

頭が右へ傾き、左肩が下がり、右の肩甲骨が後ろへ

飛び出し、左の骨盤が上がっている状態でした。

 

背骨のゆがみがやや大きいので

実際に施術をして経過を見てみないと

どこまで改善するか分からないことをお母さんに

伝えてから施術を開始。

 

施術後は大きくは変化はしませんでしたが

改善はしたので、長期的治療が必要になる

可能性が高いです。

 

そこれでも過去に同じような側弯症の

女の子が来院して、整形外科ではどうしようないと

いわれけど、半年間来院してくれて、見た目では

分からないくらい背骨の歪みが改善され、

とても喜んでくれました。

 

最初に見てもらった整形外科でもう一度

レントゲンを撮ってもらったら、側弯症が

8割程度良くなっていて、成長期に来てくれて

本当に良かったと思いました。

 

側弯症は成長期を過ぎると治りにくい

からです。

 

今回来院した女の子は高校一年生に

なったばかりなので、手技療法のギリギリの

段階ですが、一度大学病院で側弯症の角度を

測ってきて教えてもらう予定です。

 

その角度(コブ角)によって

整体で治る範囲か治せない範囲なのか

ある程度判断できます。

側弯症はコブ角が20度以内で、成長期を過ぎていなければ整体・カイロで良くなる

側弯症の多くは突発性で、成長期の中学生の女性に

多くみられます。自分で気づくことはまれで親が子供の身体を

みたら曲がっていたとか、学校の身体検査で指摘されたとか、

胸のレントゲンを撮った時に先生に言われて発見することが

多いです。

 

レントゲン写真で背骨の写真を撮ってもらって

側弯症の度合いが分かるコブ角を測ってもらえれば

分かります。

 

過去の経験上、コブ角が20度以上で成長期を

過ぎているのであればあれば手技療法で根本的に

治すことは難しいです。

 

コブ角が20度以内で成長期を過ぎていなければ

コルセットやギプス固定、手術をしなくても整体やカイロなどの

手技療法で治る可能性が高いです。

 

治療のポイントは背骨の矯正も大事ですが

肋骨の矯正です。触診すると肋骨が大きく

前後左右上下にゆがんでいます。

 

臨床上多いのは背中から見ると右側の肋骨が

盛り上がっていて、立ってみると左の肩が下がり

右側の肩甲骨が浮き上がって見えます。

 

経験上、背骨と肋骨の治療がメインとなりますが

全身の骨格も同時に矯正しないと根本的には

良くなりません。

側弯症に気づいたら直ぐに治療すれば良くなる確率が高くなる

側弯症で問題なのは痛みが出ないということです。

痛みがないので、鏡でたまたま姿勢を見たら、

以前よりも背骨が曲がっていた、肩が下がっていたことに

気づくことが多いです。

 

側弯症に気づいたら直ぐに治療することをお勧めします。

理由は側弯症になると進行が速いからです。

 

側弯症に気づいて早く治療を開始すれば

早く良くなることが多いですが、気づいても

治療をしないで放置したり、成長期を過ぎてしまうと

治療しても効果があまり出にくくなります。

 

自分で気づくことは少ないので、娘さんがいる

ご両親は成長期や思春期になったら、よく姿勢を

観察してほしいと思います。

 

また、成長期に身長が平均値よりも伸びない場合は

側弯症を疑った方がいいでしょう。

 

いずれにしても側弯症に気づいたら

直ぐに治療を開始することをお勧めします。

 

側弯症で悩んでいる、困っている方が

この記事を読んで少しでもお役に立てたなら

嬉しいです。

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