電車でつり革を持っていると腕が痛くなってしびれてくる  過外転症候群(小胸筋症候群、胸郭出口症候群)

  • 腕を上げていると腕がしびれてくる
  • なで肩
  • 服のボタンかけがうまくできない
  • 指先が冷たい、冷える
  • 20代女性

過外転症候群とは?

・胸郭出口症候群の一部として知られています。

 

・過外転症候群は、小胸筋という胸の筋肉が緊張したり

硬くなったりする結果、小胸筋の下を通っている

腕神経叢という神経や、鎖骨下動静脈という血管を

圧迫し、様々な症状を呈する疾患です。

 

・腕神経叢や鎖骨下動静脈は腕に向かっているので

過外転症候群は基本的には腕に症状が出ます。

 

 

 

過外転症候群の原因は?

・20代の女性に多くみられます。

 

・小胸筋の緊張または硬結(筋肉が硬くなること)。

小胸筋が緊張することで、筋肉が突っ張り、その結果

小胸筋を動かした際に小胸筋の下を通っている腕神経叢や

鎖骨下動静脈を圧迫しやすくなってしまいます。

 

・運動不足で筋肉が全然ない、もしくは、運動をしていて

筋肉をつけすぎている。

筋肉が極端になかったり、つけすぎたりすると小胸筋に問題が起き

なで肩になってしまったりし、その結果過外転症候群になってしまいます。

 

・なで肩、猫背。

小胸筋は、肩甲骨の烏口突起という部分に付着しているので、小胸筋に

問題があり緊張していると、肩甲骨を引っ張ってしまいなで肩や猫背に

なります。

なので、なで肩や猫背の人は、小胸筋が緊張している可能性があるので

注意が必要です。

 

 

 

 

過外転症候群の症状は?

・腕神経叢を圧迫されている場合、

様々な神経症状が出てしまいます。

 

・神経症状

手のしびれ。

握力の低下。

服のボタン締めづらかったり、ペットボトルのキャップが

開けづらいなど、指を器用に動かせない。(巧緻性運動障害)

小指球(手のひらの小指側のふくらみ)の萎縮(筋肉がやせてくるような感じ)

腕を上げるのが辛い(電車のつり革など)

 

 

・鎖骨下動静脈が圧迫されている場合は、

指先が冷えたり、冷たくなるような症状が出ます。

 

 

 

 

過外転症候群の対処法は?

・小胸筋のマッサージをして小胸筋の緊張を 解いてあげることが大切です。   小胸筋のマッサージは、テニスボールくらいの 大きさのボールを一つ準備していただき、ボールを 小胸筋に当てぐりぐりと痛くない程度で当ててもらえば 小胸筋のマッサージが簡単にできます。   小胸筋の場所は、わきと乳首を結んだ直線の少し上の部分あたりが 小胸筋の場所になります。   ・小胸筋のストレッチも小胸筋の緊張をとるのに効果的なので 紹介します。   下の図のように、壁に手をついてもらい腕を片方だけ伸ばしてもらい 腕を伸ばした側の小胸筋を壁に引っ付けるような感じで 行います。 小胸筋の部分が伸びている感じがあればOKです。

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