なかなか腰痛が治らない場合、考えられる3つの原因と対処法

  • どこへ行っても腰痛が治らない
  • コルセットが手放せない
  • 寝ていても腰が痛い
  • ストレッチをしても効果なし
  • お風呂に入っても直ぐに痛みが出る

なぜ、どこへ行っても腰痛が治らないの?

腰痛で悩んでいる人は多いと思います。

病院、接骨院、整体など、どこへ行っても

なかなか治らない人はその根本的な原因が

知りたいと思います。

 

結論から言いますと、なかなか治らない腰痛は

神経が関係しています。

 

神経には2種類あり体の神経である体性神経、もう一つは

心の神経である自律神経です。

 

この上記の神経に問題がある場合、腰の筋肉をマッサージして

ゆるめても、治療院で骨を矯正してもらっても治りません。

 

治療現場で感じることは、筋肉の緊張や骨格の歪みが原因で

起きる腰痛は施術によって治りやすいです。ですが、神経が原因で

起きる腰痛は治りにくいです。

 

なぜなら神経にアプローチすることは難しいからです。

筋肉や骨は皮膚の上から直接触れますが、神経は

触れません。

 

そのため、神経の問題を解決させるためには

高度の治療技術が必要になります。

 

神経の問題を発生させる原因としては

下記の3つです。

 

・腹筋の低下

・体重の増加

・自律神経の乱れ

 

です。

 

これらについて詳しく解説していきます。

腹筋の低下

腹筋がないと腰痛になることは何となく想像できると思います。

ではなぜ腹筋が落ちると腰痛になるのか解説してきます。

 

腹筋は4種類あるのですが、その中で腹直筋という筋肉が

あります。この筋肉は腰骨である腰椎の前側を走っています。

 

どんな働きをしているかといいますと、腰が反り過ぎないように

壁の役割をしています。もともと人間の腰は少し反っているのですが

腹筋が低下すると腰が反り過ぎやすくなります。

 

腰が反り過ぎると骨と骨の隙間が狭くなり、隙間を通っている神経が

圧迫されて痛みが出ます。これが腹筋の低下によって起きる腰痛です。

 

腰を丸めると隙間が広がるので痛みが緩和しますが、

立ったり座ったりすると直ぐに再発するのが特徴です。

対処法

対処法は腹筋を鍛えるしかありません。

但し、鍛え方を間違えると腰痛が悪化します。

 

まず仰向きで寝ます。そして

上記の写真のように股関節と膝関節を90度曲げます。

この姿勢がつらい人は椅子を足の下に置いてのせると

いいでしょう。

 

このポジションによって腰に負担をかけないで

腹筋を鍛えることができます。

 

おへそを見ながら頭を上げていき、肩甲骨が

少し浮くまで上げればOKです。それ以上

頭を上げても効果は変わりません。

 

ポイントは腹筋が鍛えられているのを

感じながら行うことです。

急激な体重の増加

もしも、腰痛がなかなか治らないとき

数ヶ月前から現在までの体重の増減を確認してみて下さい。

もしも、急激に体重が増えていたとしたら腰痛がなかなか

治らないかもしれません。

 

体重が増えるということは脂肪が増えるということです。

どこに脂肪がつくかといいますと、もうお分かりですよね。

お腹です。

 

お腹が前に出てくると妊婦さんと同じで腰に負担が

かかってきます。この時、腰の中でどんな状態が

起きているかといいますと2つ考えられます。

 

1つは骨と骨の隙間が狭くなってしまう椎間孔狭窄症です。

骨と骨の間には椎間孔という穴があります。そこから神経が

出ているのですが、椎間孔が体重の増加によって狭くなると

神経を圧迫して腰痛を引き起こします。

 

もう1つは腰椎椎間板ヘルニアです。

腰の骨と骨の間には椎間板というクッションの役割をした

軟骨があります。これが体重の増加によってつぶされてしまい

外に飛び出して神経を圧迫してしまいます。

 

どちらも神経を圧迫しているので、マッサージをして筋肉を

ゆるめても腰痛は軽減しません。

 

上記の疾患の場合、中腰姿勢だけでなく

座っていても、立っていても直ぐに腰が痛くなります。

ひどいと寝ていても腰が痛くなり、どう寝ればいいのか

分からなくなります。

対処法

体重を落とす方法は2つしかありません。

1つは摂取カロリーを減らす、もう一つは消費カロリーを

増やします。

 

摂取カロリーを減らすには食事をコントロールします。

昼間は活動しているのでカロリーを消費します。

朝やお昼の食事は普通にとってもかまいません。

 

問題なのは夜の食事です。寝ている時はカロリーを

消費しないので食事の量は少なめで大丈夫です。

 

ごはんなどの炭水化物は消費されないと脂肪に変わるので

食べる時間帯に気をつけなければなりません。太っている人の

共通点は夜に炭水化物を多く摂取していることです。

 

エネルギー源となる炭水化物は疲れている時に食べると

とても美味しいですが、腰痛を本気で治したいのであれば

制限しなければなりません。

 

最初から全く食べないのはストレスになるので少しずつ

減らしていくことをお勧めします。

自律神経の乱れ

自律神経と腰痛って関係があるの?って

思っている人がいると思います。

 

なかなか治らない腰痛の場合には

深く関係しています。

 

自律神経は昼間に働く活動的な交感神経と

夜に働くリラックスる副交感神経に分かれます。

 

この2つの神経が相互に働くことによって

内臓、血管、汗腺を自動的にコントロール

しています。

 

ストレスなどによって自律神経が乱れると

内臓機能が低下します。内臓で腰と関係が深いのは

腎臓です。

 

腎臓は腰の深部筋肉である腰方形筋とくっついています。

また、大腸の中の横行結腸と横隔結腸ヒダという靭帯で

つながっています。

 

腎臓は腸腰筋という筋肉のうえを上下に動くのですが、

自律神経の乱れによって動きが悪くなると腰方形筋が

緊張して腰痛が発症します。

 

また、同時に横行結腸もねじれるので、つながっている腎臓に

影響を与え腰方形筋がかたくなり腰が痛くなります。

対処法

自律神経は無意識に働いているので

自分ではコントロールすることはできません。

 

が、唯一コントロールできる方法があります。

それは、深呼吸です。

 

自律神経が乱れている人は交感神経が優位に

なり呼吸が浅くなります。

 

深呼吸を行うとリラックスする神経である

副交感神経が働き内臓機能が高まります。

 

深呼吸をする際のポイントは、何も考えないで呼吸に集中する

ことです。どういうことかといいますと、息を吸った時に

空気が鼻から入って肺に入っていくのを感じるのです。

 

空気の温度だったり、鼻からどんな感じで空気が入っていったのか、

肺はどれくらい膨らんだのかイメージします。

 

そして肺から空気が出て、口から出ていくのを感じながら

深呼吸を行います。

 

今に集中することによって雑念が消え、脳がリラックスし

自律神経が安定します。

まとめ

治療家でありながら私も腰痛に悩まされています。

痛くなるときもあれば、痛くならないときもあったので

何も対処せず放置していました。

 

ある日、腰痛になり

 

「また、腰痛かぁ~、時間が経てば治るかな」

 

と軽視していたらずーっと腰痛が治りません。

ちょっとまずいと思い、他院で治療を受けたり、ストレッチをしたり

妻にマッサージをしてもらったり、お風呂に入ったりして

自分でできることはやってみました。

 

その時は良くなるのですが、直ぐに痛みが出てきます。

仕事にも支障をきたしてきたのでコルセットをはめることに

しました。

 

はめている時は楽になるのですが、外すと直ぐに痛みが

襲ってきます。寝る以外はずーっと固定しているので腰の筋肉が

緊張してガチガチにかたまってしまいました。

 

そのため前屈や後屈がしづらくなり、中腰姿勢が困難に

なりました。

 

「どうして腰痛がなかなか治らないのだろう?」

 

と考えていたら、最近仕事が忙しくて運動不足になり

腹筋が落ちているのが分かりました。また、食事も夜遅くに

とることが多いため、数ヶ月で10キロも太ってしまいました。

 

「きっとこれが腰痛の原因に違いない」

 

それから、週に2回水泳とジムに行き腹筋を鍛え

夜の食事はご飯など炭水化物を食べないようにしました。

 

数週間後、「あれっ!」と思うくらい腰痛が軽減していたのです。

 

腰痛がずーっと続いていたので、治療家であっても不安になりましたが

原因が分かり、筋トレとダイエットのおかげで良くなったので嬉しかったです。

 

この経験が治療に活かされているので、今は腰痛になって

本当に良かったと思っています。

 

もしも、なかなか治らない腰痛で悩んでいる人にとって

少しでも参考になれば嬉しいです。

症状について詳しくはこちら

腰痛

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