股関節の痛みはなぜ右ではなく左側が多いのか?その5つの原因と対処法

股関節の痛みでこんな悩みがありませんか?

  • 長時間歩くと足のつけ根が痛くなる
  • 足を組んだり、横座りをすると足の外側が痛くなる
  • 立ったり、座ったりするときに股関節の奥にズキッと痛みが走る
  • 椅子に座ると股関節に違和感を感じる
  • あぐらや開脚ができない

左足に体重をかける

世の中に10人中、右利きの人は9人、左利きの人は

1人と言われています。

 

右利きの人は右手をよく使うので、立った時にバランスを

とるために右足よりも左足に体重をかけることが多いです。

 

試しに台所で包丁を使ってみて下さい。

右足に体重をかけて包丁を使うのと

左足に体重をかけて使うのを比較して

みて下さい。

 

きっと左足に体重をかけて右手を使う方が

スムーズに動かすことができることが実感できる

と思います。

 

右手を動かす時、左手は固定する役割をします。

例えば立ち食いそばを食べるとします。

 

右利きの人は当然、左手で丼をもって

食べますよねその時に左手に力が入るように

左足に体重をかけます。右足に体重をかけて

食べると分かりますが右手が使いづらくなります。

 

他にもスーパーに行った時に右利きの人の多くは

かごを左手で持つと思います。そして、右手で

商品を取ってかごに入れると思います。

 

もしも右足に体重をかけて右手で商品を

取るとどうなるでしょうか?

 

やってみると分かりますが、軽い商品であれば

取ることが可能ですが、重たい商品は取ることや

持ち上げることが難しいと思います。

 

人間は身体を動かす時に対角線上に筋肉を

動かしています。例えば走るとき右手と右足を

同時に前に出しませんよね。

 

これと同じで、右手を動かす時には左足に力を

入れているのです。ですので、右利きの人は

左足に体重をかけることが自然と多くなります。

 

さて、ここまでで多くの人が左足に体重をかけやすい

ことが分かったと思います。

 

では左足に体重がずーっとかかっているとどうなるのか?

左足裏から左股関節に向けて下から上に突き上げられて

股関節の隙間が狭くなります。

 

この状態が続くと、関節に摩擦が生じて炎症を起こし

足のつけ根(股関節)に痛みを訴えます。

対処法

このケースでの対処法は簡単です。

右手よりも左手を使うことを意識するだけです。

 

さすがに食事をするときに左手で箸を使ったり、

字を書くときに左手でペンを持つことは難しと思いますが

それ以外は右手ではなく、左手を使うことができると思います。

 

カバンを持つ時、ドアを開けるととき、手すりを持つ時、

コップを持つ時、ボタンを押す時など、左手で使える

場面がたくさんあるので意識してチャレンジしてみて下さい。

 

最初は慣れないかもしれませんが、毎日行うと

身体の感覚が変わってくるのを実感できると思います。

右足を上にして足を組む

右利きの人は、左足に体重をかけやすいと上記で

説明しましたが、座るときも同じです。

左足に体重をかけて座っている時の方が安定感が

増します。

 

本題に入りますが、座るといつも足を組んでしまう人は

骨盤のゆがみが考えられます。骨盤がゆがむと両足を

床につけて座るよりも足を組んで座った方が違和感がなく

楽だからです。

 

両足を床につけて座ると骨盤の坐骨というお尻の部分が

左右触れています。しかし、骨盤が歪んで右足を上にして

足を組むと、右のお尻が少し浮きます。そのため、左側の

坐骨だけで体重を支えることになります。

 

この状態が長く続くと、左の座骨から左の股関節へ向かって

突き上げられます。

 

突き上げられることによって、左の股関節がゆがみ

関節内で摩擦が起きて炎症を起こし痛みが出ます。

対処法

対処法は足を組まなかったり、左足を上にして足を組めば

いいのですが、今回はそれ以外の対処法を3つ紹介します。

 

一つ目は座る部分が柔らかい椅子に座るということです。

固い椅子であればクッションを敷きます。

 

こうすることによって右足を上にして足を組んで座っても

左の坐骨にかかる体重が吸収され、股関節のゆがみが

出にくくなります。

 

2つ目は背もたれのある椅子を使用します。

背中が背もたれと接触することによって、上半身の

体重が坐骨だけでなく背中にもかかります。

 

体重が分散されることによって足を組んでも

坐骨への負荷が軽減し、股関節の痛みが

出にくくなります。

 

最後は骨盤の矯正です。

骨盤がゆがむと足を組みたくなるので、

骨盤矯正専門の接骨院や整体で施術を受けることを

お勧めします。

左足を下にして横座りをする

右足を上にして足を組む人は、横座りをするとき、

左足を下にして、写真のように座ることが多いと思います。

 

左足を下にして横座りをすると、左の股関節の外側が

床や地面と接触します。

 

短時間ならいいのですが、長時間横座りをした場合、

股関節が外側から内側へ圧迫されて関節の歪みを

生じさせます。

 

股関節は深い関節で、脱臼する肩関節のように浅くはないので

ちょっとしたことでは歪まず安定しています。

 

ですが、転倒して大きな衝撃を受けたり、股関節を強く捻じったり

外から長時間圧迫された場合(横座り)に関節が歪みます。

 

股関節は360度動く関節なのですが、ゆがむと関節がスムーズに

動かなくなるので、可動域が制限され、痛みや違和感が出やすく

なります。

 

普段、歩いても痛くなったのが、股関節の外側が痛くなったり、

立ったり座ったりするときに何も違和感がなかったのが、足のつけ根の

奥に違和感が生じた場合は股関節のゆがみが考えられます。

 

対処法

対処法は大きく分けると3つです。

 

・股関節の下にクッションを敷いて横座りをする

・右を下にして横座りをする

・椅子やソファーに座る習慣を身につける

 

股関節は外側に少し出っ張っているので

横座りをすると、どうしても接触しやすいです。

 

横座りをして股関節が床に当たっている部分に

クッションやバスタオルを敷きます。

 

たったこれだけで股関節の痛みが和らぎます。

 

左を下にして横座りをすると痛みが出る人は

応急処置として右を下にして横座りをしてください。

 

長時間の横座りは股関節に影響を与えるので

あまりお勧めしませんが、どうしても横座りが

したい方は短時間なら大丈夫だと思います。

 

横座りをよくする人は、椅子やソファーに座ることが

少ない傾向にあります。

 

たぶん、横座りの方が落ち着くのだと思います。

 

育児をしているとき、テレビを見ているとき、

昼寝をしているときなど、どんな時に横座りを

しているのか自己観察してみて下さい。

 

人は必ず行動のくせがありますので、そのくせさえ

分かれば対処することができます。

ジャンプする時、左足で踏み切る・左足で着地する

バレー、バスケ、走り幅跳び、高跳びなど

ジャンプ競技の右利きの選手に多いですね。

 

左足で踏み切ってジャンプを繰り返すと

まず、下からの衝撃が左膝に伝わり痛めやすくなります。

 

左膝を痛めると、それをかばうために左股関節に

影響が出ます。これが左足で踏み切った時に

左股関節を痛める原因です。

 

また、ジャンプをして左足で着地をした時に

バランスを崩すと、左膝の靭帯を断裂してり、軟骨である

半月板を損傷します。

 

膝関節は膝の曲げ伸ばしによって、ジャンプして

着地した時の衝撃を吸収する役割をするのですが、

損傷すると股関節がその代わりをします。

 

そのため、股関節に負担がかかり痛めやすくなります。

対処法

大きく分けると3つです

 

・アイシング

・サポーター

・ストレッチ

 

アイシングは痛めた患部に氷水で10分間冷やします。

氷嚢があると便利ですが、なければビニール袋に氷と水を入れて

冷やしても大丈夫です。

 

アイスノンやアイスパックは凍傷になる危険性があるので

絶対に使用しないで下さい。

 

サポーターは股関節ではなく膝につけます。

よくある肌色のサポーターより、スポーツ用の

ガッチリ固定できるものをお勧めします。

 

個人的にお勧めしているのは「ザムスト」とという

メーカーのサポーターです。

 

股関節のストレッチは動画をご覧ください。

左足が右足よりもO脚

左足に体重がかかりすぎると左足全体が

外側に向きO脚になりやすいです。

 

右足よりも左足の方がO脚になっているかどうかは

靴を見れば分かります。

 

かかとの外側が右側よりもすり減っていれば

左足の方がO脚がひどいです。

 

O脚になると、股関節が外側へ強く捻じれるため

関節内で摩擦が生じ、炎症を起こして痛みを

引き起こします。

 

O脚の時期が長いと、関節軟骨がすり減って

骨同士が衝突し痛みが強くなります。

 

症状としては、歩くと足の外側がはってくる、何もしていないのに

足のつけ根が痛い、突然、股関節の奥がズキッとします。

 

O脚が治るかどうかの判断は

立った状態でかかとをくっつけて、力いっぱい

膝同士をくっつけます。

 

力を入れてくっつく場合は治る可能性が高いですが

くっつかない場合は難しいです。

 

経験上、10年以上O脚の人は骨格が変形している

ことが多いので根本的に治すことは困難です。

対処法

対処法は大きく分けると3つあります。

 

・中敷き(インソール)

・筋トレ(内転筋)

・骨盤(仙腸関節)と股関節の矯正

 

です。

 

O脚の人はかかとが外側へ向いたり、内側を向いたりしているので

それを矯正するために中敷き(インソール)を靴の中に入れます。

 

土台である足が不安定だと膝や股関節、骨盤に影響を

与えO脚になりやすいので、筋トレや骨格の矯正よりも

重要です。

 

中敷き(インソール)はスポーツ店でいろいろ売っていますが、

お勧めなのは「ソルボ」というメーカーです。

 

いろんな種類があるので、どれを選んだらいいのか分からない

場合は、店員さんに聞いてO脚を矯正する中敷き(インソール)を

教えてもらいましょう。

 

内転筋を鍛えるには中ぐらいのゴムボールを使います。

立った状態でボールを膝に挟んで内側に10秒間押しつけます。

 

この時に太ももの内側に力が入っている感じがあれば

上手く筋トレができています。

 

回数は10秒間を3回、1日3セットです。内転筋は外転筋よりも

弱いので筋力がつくのに時間がかかります。回数よりも

毎日、筋トレをやり続けることが大切です。

 

骨盤(仙腸関節)と股関節の矯正は整体や接骨院で受けることを

お勧めします。自分で矯正することは難しいからです。

 

O脚の人は骨盤や股関節が外側に捻じれているので

それを内側へ矯正してもらうと改善します。

まとめ

股関節の痛みはなぜ右ではなく左側が多いか

解説してきましたがいかがだったでしょうか?

 

まとめますと、左の股関節を痛める原因としては

 

・左足に体重をかける

・右足を上にして足を組む

・左足を下にして横座りをする

・ジャンプする時、左足で踏み切る・左足で着地する

・左足が右足よりもO脚

 

でした。

 

全てに共通していることは右よりも

左の股関節に負荷がかかっていることです。

 

左股関節が痛いとき、どんな姿勢や行動をしているのか

確認してみて下さい。

 

必ず痛くなるパターンがあると思います。

もしも、上記の原因に当てはまるのであれば、対処法

を書いておきましたのでやってみて下さい。

 

左股関節の痛みで悩んでいる人にとって

少しでも参考になったならば嬉しいです。