どんな治療法があるの?病院では詳しく教えてくれない双極性障害の5つの対処法

うつ病と双極性障害の違い

うつ病と双極性障害の違いは大きく分けると

3つあります。

 

1:うつ病はうつ状態のみ、双極性障害はうつ状態(落ち込み)と

躁状態(ハイテンション)を繰り返す。

2:うつ病は完治する、双極性障害は完治しない(寛解)。

3:薬が違う

 

うつ病は落ち込むので、やる気が起きない、気分が悪い、身体がだるい、気持ちが

悪い、何もしたくない、一日中眠たい、外に出たくない、人と会いたくないなど

他人が見ても分かりやすい病気です。

 

ですが、双極性障害は躁状態(ハイな状態)があるので、他人が見たら

単に明るい人と思われがちです。

 

躁状態になると、口数が多くなったり、浪費、動き回る、たくさん寝なくても

疲れない、気分が非常に高揚する、外出が多くなる、何でもできると思う、

いろんあアイディアが浮かぶなど、一見病気とは思われない状態なので

他人だけでなく自分でも気づかないことが多いです。

 

私はうつ状態の時に心療内科で診てもらったので、うつ病と診断され

それから双極性障害と分かるまでに何年もかかりました。

 

医者であってもうつ病なのか双極性障害なのか一日で

診断することはとても難しいのです。

 

危険なのは双極性障害なのにうつ病と診断され、抗うつ薬を

飲まされて症状が悪化することです。

 

自分がうつ病なのか、それとも双極性障害なのか分からない場合は

自分がどのような行動をとったのか、どんな気分だったのか

長期的に過去を振り返ることです。

薬物療法

うつ病に対する薬物療法は抗うつ薬がメインとなりますが

双極性障害の場合、気分安定薬がメインとなります。

(症状によっては抗精神薬、抗うつ薬、甲状腺ホルモン薬も

使われることもあります)

 

薬物療法で一番危険なのは、双極性障害なのに

病院でうつ病と診断されて抗うつ薬を飲むことです。

 

双極性障害は躁とうつを繰り返しますが、

躁状態の時に抗うつ薬を飲んでしまうと

躁が強くなり症状が悪化します。また、その反動で

躁の後にくるうつがひどくなります。

 

どの薬を飲んで、どのくらいの量を飲めば

良くなるのかは、まだはっきり分かっていません。

 

先生によっては薬の量を心身の状態によって

増やしたり、徐々に減らしていく減薬を勧める

こともあります。

 

双極性障害治療中の私としては

自分に合った薬を決まった時間に決まった量を

飲み続けることです。

 

双極性障害の薬はたくさんあります(下記)。先生と相談しながら

どの薬が一番効果があるのか試してく必要があります。

 

薬を飲む時間がバラバラだと症状が悪化したり、改善しない

こともあります。どの時間に飲むと良くなるのか、安定するのか、

把握することが大切です。

 

薬の量ですが、これは先生と相談しながら変えていくことが

大切です。悪化するよくあるケースは自分で勝手に薬の

量を増やしたり、減らしたりすることです。

 

特にうつの時には量を増やし、躁の時には量を減らす傾向に

あるので、症状が変化したら直ぐに先生に相談して下さい。

 

薬物療法で一番注意すべき点は薬を飲み忘れないことです。

薬に対する抵抗があったり、躁状態になると忘れがちになります。

薬物療法は今は双極性障害には必要不可欠です。

 

風邪薬と違って、飲んだら直ぐに良くなることはないので

長期的に飲み続けることが改善するための第一歩です。

 

双極性障害の初期段階は薬を飲み続けることは

とても大変だと思いますが、飲まないよりも早く回復し

再発予防にもなり、気分も安定するので薬物療法を

受け入れてほしいと思います。

気分安定薬

気分安定薬でもっとも処方されるのは「リチウム(リーマス)」です。

双極性障害の特効薬といわれ、躁状態やうつ状態の改善や

予防効果があると言われています。ただし、血中濃度が

有効な範囲に達しなければ効果がないので、定期的に

採血をして測定します。

 

最近、気分安定薬として使われるようになったのが

「ラモトリギン(ラミクタール)」です。

うつ状態を改善、予防する効果があります。

 

私はリーマスとラミクタールを飲んでいます。

 

他にも躁状態を改善するための「カルバマゼピン(テグレトール)」や

「バルプロ酸ナトリウム(デパケン)」が使われます。

 

どの薬も副作用があるので注意して飲むことが大切です。

非定型抗精神薬病(最近使われている薬。効果の幅が広く、副作用が少ない)

躁状態を改善・予防する薬です。

以前、躁状態がひどい時に飲んでいました。

・アリピプラゾール(エビリファイ)

 

うつ状態や躁状態を改善・予防する薬です。

以前、うつ状態がひどい時に飲んでいました。

・オランザピン(ジプレキサ)

 

・クエチアピン(セロクエル)

 

躁状態を改善する薬です。

・リスペリドン(リスパダール)

認知行動療法

心理教育

社会リズム療法

社会リズム療法は行動時刻や刺激度を

書いて生活リズムを規則正しくすることです。

 

双極性障害が再発するきっかけとして

大きく分けると5つあります。

 

1:医者の指示通りに薬を飲まない

2:過剰なストレス

3:キャパシティオーバー(自分の能力を超えてしまっている)

4:過労(オーバーワーク)

5:生活リズムの乱れ

 

です。

 

この中の生活リズムを整えることによって

再発する危険性が低下します。

 

社会リズム療法は専用の行動時間刺激チェック表を使って、

何時に何を行っていたか、その時の刺激度、一日の気分を

数値化します。

 

例えば朝、4時に1人で起きた時は気分が悪く

朝、6時に家族全員で起きた時は気分が良かった。

 

夜遅くに1人で夕食をとっている時はうつになり

夜に家族や同僚、友達と夕食をとっている時には

気分が高揚していた。

 

というような感じです。

 

私は、朝起きた時間、朝食をとった時間、薬を飲んだ時間、

仕事前に行く喫茶店の時間、昼食をとった時間、昼寝をした時間、

夕食をとった時間、薬を飲んだ時間、お風呂に入った時間、

就寝時間をカレンダーに記入し、その日一日の気分を10段階で

数値化しています。

(ひどいうつ状態であれば-5、ひどい躁状態であれば+5)

 

時刻と刺激度を記入することによって生活リズムと

気分の関係を知ることができますが、頭の中で

覚えていても直ぐに忘れてしまいます。

 

私が行動時間刺激チェック表を見て過去を振り返った時に

昼寝が長い時は、起きてから気分が悪くなる傾向が

あることが分かりました。たぶん、体内時計が狂って

しまったと思われます。

 

他には休日に寝すぎると、時差ボケになってしまい

翌日は一日中気持ちが悪いことが分かりました。

 

双極性障害で悩んでいる方は、専用の行動時間刺激

チェック表を使ってどんな時に、どんな人といる時に

どれくらい刺激を受け、気分がどう変化するのか把握

しておけば、再発予防につながると思います。

対人関係療法

対人関係を良好にすることによって病気を治したり、

ストレスを緩和したり、環境の変化に対する対応力を

身につけます。

 

言葉では説明するのは難しいので、実際に私が

どのように対人関係療法を使って病気を良くしたのか

解説していきます。

 

 

 

 

まとめ

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