「背骨はゆがんでもいい!」

いつからか分からないけど

「背骨は真っ直ぐな方がいい」

という情報知識が当たり前になっていませんか?

なんの根拠もないのに・・・・

よく、健康雑誌には

「背骨や骨盤が曲がっていると

血行が悪くなり、脂肪がつきやすくお腹はポッコリ出て、

免疫力や内臓機能も下がりますよ!」

って書いてあるけど、いつも本当だろうかって疑問に思う。

そのあとにお決まりのように

「今だったら、有名芸能人や使用した誰もが効果を実感している

〇〇を使えばアナタのカラダは直ぐに改善します!」

と期間限定で健康グッズの商品が紹介されていますが(笑)

私の姿勢の考えは…

「楽な姿勢が良い姿勢」

と定義づけています。

「カラダの構造」でも左右の顔の大きさや

手足の大きさが違うように、背骨や骨盤も

左右同じだったらロボットだよね。

だから、「カラダの機能」も生きている以上、

骨格は動いているわけだから

ゆがんで当然で、逆に真っ直ぐな人ほど

私は異常だと思っています。

患者さんにも

「ゆがんでも痛みがなければいいんじゃない。

背骨が真っ直ぐでも、痛みがあったら嫌でしょ!」

って伝えています。

世間では「カラダのゆがみ=悪」みたいな

風評が立っているけど、どうも納得いかないんだよね。

「ゆがむから痛いのではなく、痛いからゆがむ」

と私は思っています。

例えば足を組む人がよくいますよね。

これは、組んだ方がカラダが楽だからじゃないでしょうか?

それを無理に矯正したら、今までが楽な状態だったのに

カラダに違和感が出て、痛みが出るかもしれません。

ゆがんでいる状態が長い人ほど、それが自分にとって

理想のカラダであると脳が記憶しているので、それを

一度リセットする必要があるのですが、間違った方向に矯正したり

一気に治療すると、どうしてもカラダに負担がかかります。

私も以前、すごいゆがんだ方がいて、

「先生、早く姿勢を良くしてください!」

と頼まれたから、一気に治療して姿勢は

良くなったのだけど、その直後に

「先生、カラダが以前よりも痛くなりました!」

と訴えられた苦い経験があります。

また、治療家を批判するわけではないけど

患者さんをうつぶせにさせて

「両足がこんなにそろってないですから、

カラダがドンドンゆがんでいきますよ!」

って脅している人もいるけど、我々の仕事は

安心感を売っているわけだから

「でも、安心してくださいね、みんなそろっていないから(笑)」

みたいなフォローをしてほしいですね。

最後に無理でも姿勢を良くしなければいけない人がいます。

それはモデルさんや女優さんです。

なぜなら楽な姿勢よりも、魅せる姿勢が仕事上必要だからです。

モデルさんの歩き方もかっこいいと思われる方もいますが

良く見ると不自然ですよね。これも、いかに綺麗に魅せるかの

歩き方であって、自然体の歩き方ではないと思います。

ちょっと疑問に思っていることを書き過ぎてしまいました(笑)