腰が痛い人は今すぐチェック!病院では絶対に教えてくれない腰痛の5つの種類とその原因、対処法

症状で腰痛の種類が分かる診断チェック表

  • 突然、腰が痛くて動けない(ぎっくり腰)
  • 腰を後ろに反らすと痛い(椎間関節症)
  • 腰を前に曲げると腰が痛い(ヘルニア)
  • 長時間立ったり、歩くと痛い(脊柱管狭窄症)
  • 部活やクラブで運動やスポーツをすると腰が痛い(脊椎すべり症)

ぎっくり腰(腰椎捻挫、筋筋膜症)

ぎっくり腰というと重たいものを持った時とか

無理な動きや態勢になった時に発症すると

思われていますが、朝起きた時にも起きることが

よくあります。

 

冬など寒いときは寝ている間に筋肉が緊張してしまい

かたまってしまいます。そして朝、急に起き上がるときに

筋肉が伸びてぎっく腰になります。

 

一度痛めると、立ち上がるのも困難になり

身体をどの方向に動かしても痛みがあります。

そのため、痛めた直後は横に寝て安静にしていることが多く

痛みが少し軽減して、立ち上がったとしても腰を前に曲げて

おじいちゃんやおばあちゃんの姿勢になってしまいます。

 

腰の周辺に放散痛や鈍痛があり、痛みの場所はどこが痛いのか

最初ははっきりしないのが特徴です。痛みが軽減してくると、どこが

痛いのか分かってきます。

 

この場合は筋肉が炎症を起こしているので、氷水による

アイシングを10分間行い、コルセットなどで固定します。

冷湿布やロキソニンが含まれている湿布もいいですが

一次的しか効果がありません。プロ野球のピッチャーが試合後

氷水によるアイシングを行うのは長時間効果があるからです。

腰椎のゆがみ(椎間関節症)

ぎっくり腰よりも身体を動かすことができますが

痛みはぎっくり腰と似て、腰の下や真ん中、ウエスト付近、時々

足のつけ根(股関節)にも放散痛、鋭い痛み、鈍痛があります。

 

また腰を触ってみると腰椎の左右にある筋肉(脊柱起立筋)が

硬直したり、硬結といってしこりのようものが感じられます。

 

発症すると痛みを回避するために、前かがみの

姿勢になります。ぎっくり腰では前かがみの姿勢でも

痛みがあるのですが、椎間関節症では痛みが軽減します。

よって痛みがひくまでは腰を丸めて生活するようになります。

 

対処法は腰を丸めた状態で横になって安静にして

立って動くときはコルセットで腰をしめて固定します。

 

痛みが引かない場合は腰骨のゆがみが原因で

椎間関節症が起きているので、腰椎の矯正ができる

接骨院や整骨院、整体で矯正してもらうことをお勧めします。

 

発症時は痛みが強いためぎっくり腰と区別がしにくいですが

時間が経って腰を前に曲げたり、丸めると痛みが出ない、楽に

なる場合は椎間関節症の可能性が高いです。

 

腰椎の歪みがなくなれば、痛みは直ぐには消えないですが

腰が真っ直ぐ伸ばせるようになり、痛みで寝返ができなかったのが

ゆっくりならできるようになります。

腰のヘルニア

意外かもしれませんが、朝起きて腰のヘルニアになる人は

経験上多いです。特に朝起きてせきやくしゃみをしたり、

洗面所で歯を磨いたり、顔を洗っているとき、痛める前日に

中腰の姿勢で長時間の運転やハードな仕事をしていた時に

発症しやすいです。

 

しびれがないのでヘルニアではないとはずと思う方もいますが

ヘルニアの初期症状は放散痛や鋭い痛みなどぎっくり腰や

椎間関節症のような痛みと似ています。

 

特徴的な症状は腰の骨の上やお尻の割れ目、尾てい骨に

痛みがでることが多いです。そして時間が経って動けるようなると

前屈をすると痛みが増し、腰を反らすと痛みが軽減します。

(例外として腰椎5番と仙骨の間のヘルニアは前屈も後屈も痛いです)

 

そのため、長時間座ったり、中腰になることが困難になります。

対処法としては腰を反らすようなストレッチが効果的です。

うつ伏せになって、腕立て伏せを行うように腰を伸ばします。

この時、お腹は床につけたままでいいので、痛みのない範囲で

三秒で腰を反らして、三秒かけて元に戻します。

このストレッチを10回×2セット、一日4回、計80回行います。

できない場合は20回だけでもかまいません。とにかく痛みの

ない方向へ腰を反らすことで痛みが軽減します。

 

整形外科などの治療はロキソニンなどの痛み止めの薬や

湿布、ブロック注射、牽引などのリハビリがメインになります。

臨床上、腰椎の4番、5番の間のヘルニアは病院での治療や

リハビリで良くなることが多いのですが、腰椎5番、仙骨の間の

ヘルニアは治りにくく、通院期間が長くなることが多いです。

 

通院しても痛みが引かなかったり、お尻から足にかけて

しびれが出て、歩行困難になった場合はヘルニア専門の

整形外科やヘルニア治療の実績がある接骨院、整骨院、

整体での治療をお勧めします。

 

しびれはなく痛みだけの時に治療を開始すれば直ぐに

よくなりますが、しびれが伴う痛みの場合は治療期間が

長くなる可能性が高いです。

 

ヘルニアの初期の痛みはぎっくり腰や椎間関節症のような

我慢できない痛みではないので、直ぐに病院へいかないで

湿布や痛みどめの薬を飲んで自分で対処する方が多いです。

 

中期、後期になると痛みが増し、お尻や足などに

しびれなや冷たい、熱いなどの感覚異常、足の力が入りづらく

歩きにくい、びっこをひくなどの症状が出てくるので早期に治療を

することをお勧めします。

高齢者に多い脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は急激に痛くなることはまれで

もともと慢性的な腰痛があり、朝起きた時に悪化する

ことが多いです。

 

脊柱管狭窄症の原因は退行性病変、いわゆる老化現象なので

若い人には少なく高齢者に多いのが特徴です。

痛みとしては放散痛、鋭い痛み、骨の上に痛みを感じ

腰の筋肉が過緊張しています。

 

発症すると腰を伸ばすことが困難になり

中腰姿勢になって動くようなります。

 

また、長時間立ったり、動いたり、散歩したりすると

腰に痛みを感じてくるので、直ぐに座りたくなります。

座ると一時的ですが痛みが軽減します。

 

対処法は仰向きで寝て、両手で膝を持ち腰の方向に

向かって曲げます。このストレッチのポイントは胸の方に

引きつけて曲げるのではなく、腰に向けて曲げるというよりは

下に押しつけるような感じです。

 

やってみると、ちょっと難しいですが腰が伸びている感じが

あれば正しくできています。

 

脊柱管狭窄症は脊髄という神経を包んでいる脊柱管が

骨の骨折や変形やヘルニア、靭帯の肥厚などにより狭くなるのが

原因です。(椎体骨折、パジェット病、先天性骨形成異常、

峡部脊椎すべり症、骨棘など)

 

腰を丸めると脊柱管が広がり、腰を反らすと脊柱管が狭くなるので

脊柱管狭窄症の方が腰を丸めて中腰姿勢になってしまうのは

そのためです。

中学生、高校生に多い脊椎すべり症(変性すべり症と分離すべり症)

脊椎すべり症は若い人、特にバレー、テニス、野球、体操など

腰を反らすことが多いスポーツや部活をやっている

学生に多くみられます。

 

脊椎すべり症とは骨が前後に位置異常を起こしている

状態で、変性すべり症と分離すべり症があります。

 

原因としては、成長期に背骨の後ろ(脊柱後部)に強い衝撃や

くり返しストレスが加わると、骨の融合が成されず起こると言わています。

まとめ

朝起きて腰が痛いとほとんどの方がギックリ腰を

思い込んでいる方がほとんどです。

 

注意してほしいのは、ぎっくり腰にも種類があり

それを鑑別するのが非常に大切です。

 

鑑別は自分ではできないので

直ぐに病院へ行って検査をしてもらい根本的な

原因を探し出すことが一番重要です。

 

実は治療よりも原因を見つけることが

最優先です。

 

原因が分かれば、症状に対する治療が間違っていなければ

直ぐに良くなるので安心して下さい。

症状について詳しくはこちら

腰痛

関連記事