もしかして手術!?教えて!椎間板ヘルニアの原因と3つの治療法

椎間板ヘルニアとは

国民の2800万人は腰痛であるといわれています。

そのなかでもっとも多いのがヘルニアです。

 

人間だけでなく、ダックスフンドなどの犬にも

起こるヘルニアとは何なのか、クリームコロッケバーガーで

分かりやすく説明してきます。

 

クリームコロッケをはさむ上下のパンが骨にあたります。

そしてクリームコロッケが骨と骨の間にある軟骨(椎間板)です。

 

クリームコロッケバーガーを食べる時に両手でパンをギュッと

押さえたときにつぶれてしまい、クリームコロッケのクリームが飛び出して

しまうことがヘルニアです。そのクリームが手(神経)についたとき

症状がでます。

 

ヘルニアは腰だけでなく首でもおきます。

首の場合は手や腕がしびれるだけでなく、背中も

しびれることがあります。

椎間板ヘルニアの原因

首や腰の ヘルニアの原因は一つではありません。

また発症年齢も中年や高齢者だけでなく若い人でも

起きます。

 

ヘルニアの方に共通している点は肥満です。

体重が増えることによって、首や腰の骨に負荷が

かかるようになります。体重が増え続けたり、運動不足によって

コルセットの役割をしている腹筋がおちると骨と骨の間に

ある軟骨(椎間板)が圧迫されます。そして、あるとき軟骨が押しつぶされて

軟骨の中にあるゼリー(髄核)が飛び出して神経を圧迫します。

 

あまり知られていませんが、交通事故によってもヘルニアは起きます。

これは、追突などの衝撃によって腰や首にものすごい力がかかる

ことによって軟骨が飛び出してしまいます。

 

ひどい交通事故にあった場合はヘルニアだけなく脊髄損傷による

下半身麻痺や排尿障害もでます。

 

最後に意外かと思うかもしれませんが、ストレスやタバコが原因で

ヘルニアになることがあります。その理由は血行が悪くなり、骨粗しょう症など

骨がもろくなったり、変形(骨棘)したりするからです。また、腰や首を支えている

筋肉(インナーマッスル)が固くなって弾力性がなくなるからです。

 

骨や筋肉が弱くなるわけですから、当然、軟骨(椎間板)にも負担が

かかりヘルニアになりやすくなります。

椎間板ヘルニアの治療

病院での首や腰のヘルニア治療はレントゲンやMRIを撮ってみて

神経の圧迫が少なく、手足にしびれなどの症状がない軽度の場合は

安静と痛みどめの治療薬で様子をみることになります。

肥満な人には食事制限をするように言われます。

治療期間の目安は2週間から1ヶ月です。

 

手足がしびれるなど中度の場合はブロック注射、しびれをとる治療薬、

電気、牽引や運動療法などのリハビリをすることになります。

治療期間の目安は1ヶ月から3ヶ月です。

 

重度の場合は、首のヘルニアは手や指先の感覚がなく

なり力も入らなくなります。また、腕や背中が重だるく、手を

上げたり、首や肩を常に回したくなります。

 

腰のヘルニアは腰からお尻、足にかけて耐えれないほどのい

痛みやしびれがでます。足に力が入らず、ふくはぎの感覚も

異常に冷たい、もしくは熱くなります。さらに歩くこともできず、

寝ていても痛いです。

治療期間の目安は3ヶ月以上です 。注射や薬、

リハビリでも改善しない場合は手術を勧められます。

手術

手術は大きく分けると内視鏡による手術とレーザー手術があります。

内視鏡による手術(PED手術)は骨に穴を開けて、神経を圧迫している

飛び出した軟骨(椎間板)を除去します。失敗をすると神経を傷つけてしまい

後遺症が残るので高度な技術が必要です。リスクが高いので国内では

数十名の医者しかこの手術ができなません。メリットは健康保険が効くので

費用は15万円~で、傷跡も数千センチなので目立つことはありません。

 

レーザー手術は椎間板の中にレーザーを照射して穴を開けて空洞をつくり、

そこに飛び出した椎間板が引っ込むという手術です。

内視鏡のように直接、飛び出した椎間板を切り取る手術ではないので、

術後の経過は良くなることもあれば変わらない、もしくは悪化することもあります。

そのため、健康保険は適用されず30万~50万円と高額な費用になります。

 

何をしてもヘルニアが治らず、病院で手術をすることになったときは、

内視鏡もレーザーも高度で繊細な技術が必要なので、失敗しないために

病院選びは慎重に行うことをお勧めします。

リハビリ

いつからリハビリを行うか、リハビリ期間はどれくらいか

気になる人も多いと思います。今はできるだけ早く行う傾向にあります。

その理由は早く始めれば始めるほどリハビリ期間が短くなるからです。

 

ヘルニアのリハビリ方法は、病院では低周波などの電気と

牽引療法です。電気刺激によって筋肉を緩和させ血流を良くし

痛みを軽減させます。牽引は専用の牽引器によって行われます。

 

腰椎椎間板ヘルニアでは、寝た状態で上半身を固定して、

おもりによって下半身を引っ張り狭くなった腰の骨と骨の間を広げます。

頸椎椎間板ヘルニアでは座った状態であごを固定する器具を

つけて、おもりによって上に引っ張られ首の骨と骨の間を広げます。

 

他のリハビリ方法は下半身を鍛えるために、腰に負担がかからない

プールで歩くことです。最初は膝を曲げて腰の上まで水がくるようにして

ゆっくり歩きます。慣れてきたら徐々にスピードを上げていきます。

途中で腰に違和感を感じたら、元のスピードに戻します。

早く歩けるようになったら、効果を上げるために流れるプールに

逆行して歩くこともあります。

筋トレ

筋トレの基本は痛みやしびれが消えてから行います。

筋トレをしている時や終わった後に痛みやしびれが出た、もしくは増した

場合は悪化する可能性があるので中止します。

 

素人考えで筋肉を鍛えれば治ると思い込んで、無理に腹筋や懸垂を

やる人もいますが、絶対に専門医の指導を受けてから行ってください。

 

再発すると、治療期間がかかりますので、筋トレを始める時は

慎重に行うことをお勧めします。

腰の筋トレ

立った状態で足を前後に開き、写真では台はありませんが

前足を小さな台の上に乗せます。

 

その状態から写真のように前に体重を移動させます。

この筋トレのポイントは後ろ足のかかとは浮かせないで

地面や床につけたままで行います。

 

体重移動をしたら腰を下に落とします。この時に前足の太ももと

後ろ足のふくらはぎに負荷がかかっていれば、このポーズで

10秒間キープします。できようであれば20秒間キープして下さい。

 

これを3回行って、今度は足を入れ替えて3回行ってください。

この筋トレによって下半身が鍛えられ腰への負担が軽減されます。

首の筋トレ

あごを真後ろに引くことによって首の前側の

筋肉を鍛える筋トレです。

 

写真のようにあごに人差し指と親指をくっつけて固定します。

その次に腕が床と平行になるまで肘を上げます。

 

この状態から肘を下げないで、真後ろに

あごを手で押します。

 

3秒かけてあごを引き、3秒かけて元に戻します。

この時に後頭部が伸びている感じがあれば

上手くできています。

 

この筋トレのポイントはあごを押して引くときに、

あごが下にさがらないようすることです。

 

まとめ

ヘルニア治療は病院によって異なります。

注射と痛み止めの薬のみ、湿布と電気だけ、

牽引と数分のマッサージなど様々です。

 

どれが一番良いかは、実際に治療を受けてみないと

分かりません。何回か受けてみて症状が軽減すれば

治療を続けた方がいいと思います。

 

もしも症状が全く改善しない場合は、違う病院に転院をして

治療を受けたほうが個人的には良いと思います。

 

その理由は治療やリハビリを続けても、痛みやしびれが軽減しない、

もしくは変化しないまま長期間通院した場合、完治するまでに

時間がかかるからです。

 

なかなか病院を変えることは勇気がいりますが、ヘルニアをできるだけ

早く治したいのであれば、思い切ってヘルニア治療に力を入れている、

ヘルニアの患者さんが多く通っている病院に転院することをお勧めします。