朝起きたら腰が痛い!病院で診てもらう必要がある危険な腰痛とは

腰痛でこんな悩みはありませんか?

  • 朝、起きたら痛くて動けない
  • 中腰の姿勢がつらい
  • せき、くしゃみで激痛が走る
  • 立ったり座ったりすることが困難
  • 接骨院や整体に行っても良くならなかった

朝、起きたら突然腰が痛くて動けなった

腰痛もちなので腰を痛めることはよくあった。

ある朝、起きたら突然腰に激痛が走り、それから

起き上がるどころか全く動けない!

 

「ま、まずい!どうしたらいいんだ!」

 

家には誰もいないので痛みが引くまで安静にしていた。

数時間後、ちょっと痛みが引いたので四つん這いになりながら

痛み止めの薬と湿布を腰の痛い部分に貼った。

 

「まさか自分が腰痛で動けなくなるとは思わなった」

 

あなたは過去にこんな経験がありませんか?

単なる腰痛だと思ったら、実は危険な腰痛だった。

 

今回はこの危険な腰痛である〇〇〇〇について

解説していきます。

安静に寝ているときは楽だけど、動くと腰が痛い

単なる腰痛、例えば筋肉の捻挫であれば

安静にしていれば数日で軽減します。

しかし、腰の神経を圧迫している場合は

痛みが続きます。ひどい場合には

寝ていても痛みが出ます。

 

横になっているときは楽だけど、

立ったり座ったりすることが困難で

四つん這いでしか動けない、

何かにつかまっていないと歩けない

場合は危険な腰痛が考えられます。

 

これは腰に体重がかかるため腰の骨が異常に動いたり、

腰の骨と骨の隙間が狭くなり、そこから出ている

神経を圧迫するからです。

 

神経を圧迫すると症状は説明しがたい鈍痛で感覚も鈍くなります。

力も入りにくくなるので立ち上がったり、しゃがんだりすることが

困難になります。特にトイレはとても苦労します。

 

安静にして数日後、痛みやしびれが引いても

腰を丸めないと歩けない、立ったり座ったりすることが

困難で時間がかかる、寝返りができない場合は

まだ、安静でいる必要があります。

接骨院や整体、マッサージなどどこに行っても良くならない

痛みを我慢すれば動けるようになったので

近くのマッサージ店に行って腰をもみほぐしてもらった。

 

腰のかたいところや張っているところを親指でグイグイと

押さえてもらっている時は痛気持ちよかた。しかし

お店を出ると腰から足にかけて鈍痛を感じ

前の状態に戻るどころか悪化してしまった。

 

「このままでは危ない」

 

次にこれまた近くの接骨院に行ってみた。

友達からひどい腰痛はマッサージではなく接骨院の方が

良いと聞いたからだ。

 

最初に問診をしてもらって、今の痛みの度合いを具体的に伝えた。

それから仰向きになって片足を上げる検査を受けた。

 

「今から片足を上げていきますが痛いところで教えてください」

 

「分かりました」

 

と返事をしたと同時に先生が足首と膝裏をもって

ゆっくり足を上げ始めた。

 

「い、痛い」

 

と足を上げて直ぐに腰から足にかけて嫌な痛みというか

しびれが走った。

 

「これは、もしかしたら腰の神経を圧迫しているかもしれません。

数回、治療をしてみて良くならなければ提携している病院を

紹介しますが、それでいいですか?」

 

と聞かれたが、今はとにかく少しでも痛みが引けばいいと

思ったのでハイと返事をした。

 

接骨院での治療は電気治療とマッサージが主だった。

電気は腰とお尻、ふくらはぎに当てられ筋肉がぴくぴく動いて

へんな感じだった。

 

そのあとに腰の治療が始まった。最初に腰回りの筋肉を緩めて

から骨盤や腰の矯正をしてもらったが、痛みやしびれが消えない。

やっぱり腰の神経の圧迫がとれないと治らないかもしれないと思った。

 

先生の言う通り数回通ったけど腰の痛みやしびれは

全く改善はしなかった。むしろ悪化したかもしれない。

そんなことは伝えらえなかったが、先生が紹介してくれた

病院に藁をもすがる思いで行ってみた。

病院で診てもらったら危険な腰痛であるヘルニアだった

足を引きづりながら病院へ行くと直ぐにレントゲン写真と

MRI写真を撮った。それから待合室で名前が呼ばれるまで

座って待っていたが、腰がどんどん痛くなり、立ち上がって

できるだけ痛みのない姿勢を探した。

 

痛みは少し軽減したものの、完全には消えない。

さらに足がしびれてきたので早く先生に診てもらい

たかった。

 

「○○さん、どうぞ診察室にお入りください」

 

看護士さんの声が天使の声に聞こえた。

腰の痛みを我慢しながら診察室に入って先生の

見解を聞いた。

 

「MRI写真を見るとここ(椎間板)が

飛び出しているのが分かりますか?」

 

「ハイ、飛び出していますね」

 

「これが神経を圧迫しています。

つまりヘルニアの可能性が高いですね」

 

へ、ヘルニア!?正直驚いた!まさか、自分がヘルニアになる

なんて思ってもいなかったから。

 

「先生、それで私のヘルニアは治るのですか?」

 

「そうですね。治りやすいヘルニアと治りにくいヘルニアが

あるのですが、ここは治りにくいヘルニアです。

ですが、手術まではいかないレベルですので安心して下さい」

 

後から先生から詳しい説明を受けた。

腰骨の4番目、5番目の間のヘルニアは治りやすいが

5番目、お尻の骨の間は治りにくく、放置すると手術しないと

いけないことを教えてもらった。

 

まだ、自分のヘルニアは初期の段階なので

直ぐにヘルニア専用の治療を受け数ヶ月で完治した。

 

「もっと早く来れば良かった」

 

と深く反省をしたが、いい経験になった。

もしも、ヘルニアが再発しても痛みやしびれの

感覚を覚えているので直ぐに病院で診てもらえば

良くなることを確信した。

腰痛からヘルニアになる原因とは?

腰痛を我慢している、もしくは治っても、

ヘルニアになってしまい、ぎっくり腰のような痛みではなく

腰に鈍痛やお尻から足にかけてしびれが出ます。

 

なぜ、腰痛からヘルニアになるか解説していきます。

 

腰の痛みを少しでも避けようと中腰姿勢で

生活や仕事をしようとします。

 

ここで、病院や接骨院、整体に行って

施術してもらい直ぐに腰痛が改善すればいいのですが、

この中腰姿勢が長いとヘルニアになる可能性が高くなります。

 

その理由は中腰姿勢は前傾姿勢になるので

上半身の重みが全て腰にかかり、何もしなくても

腰に負荷がかかります。

 

ひどい腰痛になると

若い人でも、つえをつかないと歩けないのは

腰に負担をかけないようにするためです。

 

どれくらい腰に負荷がかかっているかというと

中腰の角度によって変わりますが、腰の1つの骨に

なんと!何百㎏という力がかかっています。

 

そのため腰の骨が上から押しつぶされている

状態となり骨と骨の間にある軟骨、椎間板が

飛び出してしまい、神経を圧迫してヘルニアの

症状が出ます。

 

ちょうどハンバーガを両手で押さえると

中のハンバーグが飛び出しますよね。

これがヘルニアになる原因です。

 

つまり、上からや下からの強い力がかかった

状態が続くと発症しやすくなります。

なぜ、病院のリハビリで良くならないのか?

リハビリで良くなる場合はヘルニアの状態が軽度か

もしくは治りやすい場所にヘルニアがある場合です。

 

軟骨である椎間板がMRIで見たときに

大きく飛び出して神経を強く圧迫している

場合は電気治療や牽引、マッサージなどのリハビリでは

一時的に良くなったととしても、経験上、根本的には

良くならない確率が高いです。

 

長期間リハビリでも治らない場合は、先生から

手術を勧められます。これは、もうリハビリでは

良くならないヘルニアだと告げられていることになります。

 

リハビリで良くなる場合は腰椎の4番と5番の間は

比較的治りやすいです。問題なのは、5番目と仙骨の

間のヘルニアです。

 

ここは構造上、とても電気や手技療法では治りにくく

いろんな病院で注射や長期間、リハビリに通っても治らない、

もしくは症状が変わらない場合は5番目と仙骨の間の椎間板が

大きく飛び出している可能性があります。

ヘルニアは1ヶ所だけではない!

ヘルニアは1ヶ所だけなると思っている方が

多いかもしれませんが、実は2ケ所、3ヶ所あることも

まれではありません。

 

ですのでヘルニアを手術して治しても

他の部位がヘルニアになった場合は

再発するわけです。

 

ヘルニアが2ヶ所以上ある人の共通点は

長年、腰痛を我慢してきたか、もしくはヘルニアに

なっても根本的に治療をしてこなかった方です。

 

ヘルニアの初期症状はぎっくり腰などの腰痛と

違って我慢できる程度のレベルです。

 

ですので、まさか自分がヘルニアになっているなんて

気づかない場合が多いです。

 

ほかっておけば、いつか治ると思って生活や仕事を

続けているとある日、突然、腰に違和感が出てきて

それがずーっと消えない。

腰の痛みだけだったのに、お尻も痛くなってきた。

痛みだけでなく足にしびれが出てきた。

 

こんな症状があらわれてきたらヘルニアが

進行しています。

 

直ぐに病院へ行って検査を受けましょう。

なぜ、ヘルニアになると腰の痛みだけでなく足がしびれるのか?

しびれが出る時は二つのことが考えられます。

 

1つは血管を圧迫しているとき、

もう1つは神経を圧迫している時です。

 

血管を圧迫してしびれが出るときは

例えば正座を長時間すると足がしびれてきますよね。

これが血管が圧迫されて血流が悪くなり、

もわぁ~とした感覚でしびれが出ます。

 

神経が圧迫されてしびれる場合は一本の線のように

ライン上にしびれている感覚になります。

 

特にヘルニアは腰を前に曲げたり、

起き上がるとき、靴下を履くときなどに

しびれが出ることが多いです。

 

腰の神経はお尻を通って太股、膝、

すね、ふくらはぎ、足首、足の指まで

つながっています。

 

ヘルニアなどによって腰の神経を圧迫されると

お尻の奥がしびれたり、すねの当たりの感覚が

なくなったり、熱くなったり、足首や足の指がビリビリ

しびれたりします。

 

また足の力も入らなくなり、歩くのも困難になります。

これを坐骨神経痛といいます。

まとめ

腰痛にも種類があり、その中でも危険な腰痛の中に

ヘルニアがあります。その他にも脊柱管狭窄症や

脊椎分離症、すべり症、変形性脊椎症があります。

今回は臨床上多いヘルニアについて解説しました。

 

腰のヘルニアは初期症状であれば80%の確率で良くなります。

治りやすいヘルニアは腰を前に倒すと痛みやしびれが出ますが

腰を後ろへ反らすと痛みやしびれが軽減します。

 

ですが治りにくい危険なヘルニアは腰を前に倒しても

後ろへ反らしても痛みやしびれがでます。

 

発症時はとても痛いので、ぎっくり腰と間違えられることが

ありますが、安静にしていても痛みやしびれが続いている

場合はヘルニアの可能性が高いです。

 

ヘルニアは手術しないと治らないと思っている方が多いですが

早期に発見して、早期に治療すれば良くなることが多いです。

 

怖いのは痛みやしびれを我慢して仕事や日常生活を

送ることです。初期症状は痛みやしびれが出ても

我慢できる範囲なので、「いつか治る」と思い込んでしまう

とある日、突然動けなくなります。

 

ヘルニアの特徴的な症状である、

前屈で痛い、せき・くしゃみで痛い、朝が痛い

この3つ全て当てはまる人は我慢できる痛みやしびれでも

悪化しないために直ぐに病院で診てもらうことをお勧めします。