この腰痛は危険!すぐに病院で検査すべき腰痛とは

あなたの腰痛、もしかしたら○○○○が原因かも!

  • 朝起きると腰が痛くて動けるまでに時間がかかる
  • せき・くしゃみが怖い
  • 痛みのない姿勢を探しながら寝ている
  • 洗顔、トイレ、歩行が困難
  • 立ったり、座ったりする時に激痛が走る

危険な腰痛で臨床上多いのはヘルニアです

ヘルニアとは骨と骨の間にある軟骨が何らかの原因で飛び出して

腰の神経を圧迫し、腰から足にかけて鈍痛やしびれなどの症状がでます。

 

なぜ、直ぐに病院で検査すべきなのかは、手術をしない治らない

場合があるからです。

 

ヘルニアのタイプや大きく分けて3つあります。

椎間板である軟骨が少し膨らむ膨ら留、

腰の神経を圧迫する突出

そして、腰の神経を突き破ってしまう脱出の3種類です。

 

腰痛で病院に行ったとき、最初の検査でレントゲンを撮ると思います。

レントゲンは骨しか写らないのでヘルニアかどうかは断定はできません。

問診や触診、整形外科的検査、レントゲンからヘルニアの疑いが

ある場合はMRI写真をとります。

 

MRIは軟骨である椎間板が写るのでヘルニアのレベルが分かります。

ヘルニアの三兆候

朝が痛い

自分が危険な腰痛であるヘルニア

かどうか病院で検査してもらう

前に確認してほしいことが

3つあります。

 

その中の1つ、朝起きた時に腰が

一番痛い、もしくはしびれがあるか

ないかです。

 

もしも、昼、夜はそれほど痛みや

しびれがなく、特に朝が痛い

しびれる場合はヘルニアの

疑いがあります。

 

その理由は、飛び出した軟骨である椎間板はほとんど

水分でできています。寝ているときに身体の水分を吸収して

膨らみます。

 

膨らむということは腰の神経に触りやすいということになります。

よくあるのが、朝、仰向きから真っ直ぐ起き上がったり

中腰で顔を洗ったり、歯を磨いているときに痛みやしびれなどの

症状が出やすいです。

 

身長を朝に測ると夜よりも1、2㎝高くなっているのですが

これは背が伸びたわけではなく、骨と骨の間にある椎間板が

全て水分を吸収して膨らんだからです。

 

首のヘルニアも同様に朝が一番痛くなることが多いです。

せき・くしゃみで痛い

せきやくしゃみをするとズキッと腰が痛いのは

椎間板の内圧が上がり一瞬大きく膨らむからです。

 

膨らむということは神経に触りやすくなります。

重症なヘルニアはせきやくしゃみをするのが

怖くなります。

 

もしも風邪や花粉症になったときはたいへんです。

せきやくしゃみをするたびに痛みやしびれが

でますので、さらに悪化していきます。

 

せきやくしゃみでなくても力むときにも症状が出ます。

例えばトイレや重たい荷物を持ち上げようとするときは

力みますので非常に危険です。

 

ヘルニアの初期症状は自分がヘルニアだと気づかない

ことが多いので無理をしてしまい動けなくなってしまう

ことがあります。

 

もしも、せきやくしゃみで腰に激痛が走る場合は

ヘルニアを疑っていいかと思います。

前屈で痛い

例外の除いてヘルニアは体を前に倒して前屈すると

痛みやしびれが出やすくなります。

 

その理由は椎間板が後ろの膨らむからです。

腰の神経は椎間板の直ぐ後ろにあるので

触りやすくなります。

 

逆に体を後ろに倒して後屈する場合は

椎間板が前に移動するので、神経から遠ざかって

痛みが軽減、緩和します。

 

特に中腰姿勢は一番神経に触りやすいので

とても危険です。長時間座ったり、運転するときも

椎間板が後ろに飛び出して痛みやしびれが出ますので、

無意識に立ったり動いたりします。

 

朝起き上がるときが痛い、せき・くしゃみで痛い

前屈で痛い、この3つが全て当てはまる場合は

ヘルニアの可能性が非常に高いです。

 

上記の3つが当てはまる方で、腰の痛みやしびれが

軽い方は直ぐに病院で検査をしてもらい、MRI写真を

撮ってもらってヘルニアかどうか確認しましょう。

 

ヘルニアの初期段階である「膨留」であれば

病院のリハビリで良くなりますので早期発見

早期治療が大切になってきます。

ヘルニアに対する病院の治療

病院の検査でヘルニアと分かった場合は

直ぐに治療を開始します。

 

治療方法はいろいろあり、痛みやしびれが

強い場合は鎮痛作用があるブロック注射、

神経を麻痺させつ硬膜外ブロック注射、リリカや

ボルタレンなどの鎮痛剤、ロキソニンが含まれている

湿布薬、腰を伸ばす牽引、コルセット、理学療法士による

マッサージやストレッチ、筋トレなどがあげられます。

 

上記の治療を行えば初期段階の場合、数週間で

良くなりますが、腰に負担のかかる仕事を続けると

直ぐに元にもどってしまうので休む、もしくは楽な

仕事に変えてもらうことをお勧めします。

 

歩くのが困難な重症レベルになると、ブロック注射や

硬膜外ブロック注射を打ち続けることになりますが、

それでも良くならない場合は手術を勧められるかもしれません。

 

最近は昔と違ってできるだけ手術をしない傾向にあり

自然治癒力を高めることによって治す方針になっています。

ただし、どうしても時間がかかるため、直ぐに良くなりたい方は

手術を選択することが多いです。

 

1つ注意してほしいのは手術をしても変わらない、もしくは

再発することがあることを覚えておいて下さい。

 

自分も痛みやしびれで眠れないほど、重度の腰椎ヘルニアで

苦しんだことがありますが硬膜外ブロック注射と鎮痛剤を飲んで

約2ヶ月で完治しました。

 

重症でも「脱出」の段階ですと神経を突き破った椎間板を

周りの組織であるマクロファージが食べてくれるので治る

ことがあります。但し、完治するまでには時間がどうしても

かかります。

まとめ

ここでは危険な腰痛の中でも臨床上、最も多い

椎間板ヘルニアについて解説しましたが、

他にも脊柱管狭窄症や脊椎分離・すべり症があります。

 

年齢別でみると脊柱管狭窄症は高齢者に多く

脊椎分離・すべり症は部活をやっている中学生・高校生に

多いのが特徴です。

 

危険な腰痛は単独の疾患だけでなく、混合している

ことがあります。とえば、ヘルニアと脊柱管狭窄症とか

ヘルニアと脊椎分離・すべり症など併発していることが

経験上多いです。

 

ですのでヘルニアの治療をしても全然、治らないことが

あるのはそのためです。

 

また、癌や腎炎、腎盂炎、腎臓結石などの内臓疾患や

自律神経失調症からくる腰痛もあります。

 

腰痛以外の病気で通院している病院での採血、

献血、会社の定期検診、人間ドックなどで

腰痛に関連する内臓疾患が見つかることがあります。

 

内臓疾患の特徴は、何もしなくても痛い、

一日中痛みが消えない、どんな姿勢をとっても痛い場合は

内臓が関連する腰痛の可能性があります。

 

病院や接骨院、整体で治療を続けても症状に変化がない

痛みが全く消えない場合は総合病院で検査を受けることを

お勧めします。

 

自律神経が原因で起こる腰痛はどこの病院で検査をしても

身体的には問題がないので「異常がありません」と言われる

ことが多いです。精神的疾患からくる腰痛なので、不安になって

心療内科で診てもらったら分かることがあります。

 

自律神経の近くには痛みを感じる神経が通っているので

生活習慣の乱れ、ストレスなので自律神経のバランスが崩れると、

痛みを感じる神経が興奮して、腰痛など全身に痛みやだるさを感じます。

 

天気の悪い日や雨が降る前、急激な気温の変化、寒い日に

腰が痛いのはそのためです。

 

症状について詳しくはこちら

腰椎椎間板ヘルニア

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