五十肩!?四十肩!?腕を上げると肩に激痛が走る3つの原因と対処法

五十肩で、四十肩でこんな悩みはありませんか?

  • 腕が上がらない
  • 手をつくと肩に激痛が走る
  • 寝ている時や明け方に痛くて目が覚める
  • 髪を洗ったり顔を洗うのが困難
  • 腕の外側が痛い

腕を上げると肩が痛いのは五十肩!?

肩が痛くなってからもう半年が経つ。徐々に痛みが

強くなってきて腕が上げられなくなってきた。

これはちょっとまずいと思い接骨院に一ヶ月半通院

したけど良くなるどころか悪化してしまった。

この痛みの原因は五十肩、四十肩なの?

ネットで調べたら冷やすことがいいと書いてあったので

湿布を貼っていたら痛みが緩和したけど腕は上がらない。

 

上記は実際の患者さんの声です。五十肩の特徴としては

痛くても痛くなくても腕が上がりません。上げようとすると

肩も一緒に上がってしまいます。突然起きることは少なく

徐々に進行することがほとんどです。

 

もしもあなたが五十肩かどうか分からない場合は

手の平を上に肘を伸ばして横から腕を上げてください。

次に手の平を下にして横からあげて下さい。

 

手の平を上にしたら腕が上がり、手の平を下にしたら腕が

上がらない場合は五十肩ではありません。

 

手の平を上にしても下にしても腕が上がらない人は

五十肩、四十肩の疑いがあります。これは痛みが

なくてもです。

 

五十肩の原因は大きく分けると3つあります。

 

・鎖骨の動きが悪い

・肩甲骨の動きが悪い

・深部の筋肉がかたい

 

五十肩は英語でフローズンショルダーといって

氷結した肩と表現しています。これから五十肩の原因と

対処法について解説していきます。

鎖骨が動かない

 

「肩が痛いのに鎖骨が関係しているの?」

 

って思った方がいると思います。意外かもしれませんが

肩関節に深く関係しています。

 

例えば鎖骨が骨折すると腕が上げられなくなります。

つまり腕は鎖骨一本によって支えられていることになります。

 

鎖骨は車で例えるとシャフトの部分にあたり、タイヤは

肩関節になります。鎖骨がくるくる回らないと、肩関節が

回らない構造になっています。

 

五十肩になると、この鎖骨の動きが悪くなります。

特に鎖骨の内側と胸骨で構成している胸鎖関節の動きが

制限されると、鎖骨がスムーズに動かなくなり腕が

上げづらくなります。

 

この場合、関節がスムーズに動かないので、無意識に

腕の力を使って一生懸命上げようとします。これを何度も

繰り返すと筋肉痛になり腕の外側に痛みが出ます。

 

五十肩の治療が難しいと言われているのは

鎖骨の調整が自分ではできないからです。

鎖骨が正常に動くようになると他に原因があったとしても

腕が上がるようになります。

 

実は鎖骨の外側もずれることがあります。腕を伸ばして横から

上げていき160度から180度のあたりで痛い、ひっかかる感じが

ある場合は鎖骨の外側の関節である肩鎖関節がゆがみが

関係しています。

 

肩鎖関節のゆがみは、腕が上がりきる最後の部分で

影響が出るので仕事や日常生活にはそれほど支障はないと思います。

五十肩が治ってきて、あと少しで治りそうな感じになってきたのに

なかなか治ららない場合は肩鎖関節が関係しています。

肩甲骨が動かない

肩甲骨の動きは肋骨上を左右に回るイメージがあると

思います。実はもう一つ動きがあることを知っていますか?

 

肩甲骨は腕を上げると回るだけでなく、なんと後ろへ

肋骨から離れようとします。もしもこの動きがないと

90度以上腕を上げようとすると腕の骨が肩甲骨と

衝突してしまい痛みがでます。

 

対処法としては肩甲骨はがしやストレッチなど肩甲骨を動かして

可動域を広げることです。ただし、五十肩になると

最初は自分で肩甲骨を動かすことは難しいので、

病院や接骨院で先生に動かしてもらいましょう。

 

痛みが軽減して肩が動くようになってきたら

肩甲骨ストレッチや肩甲骨体操をして痛みのない範囲で

積極的に肩甲骨を動かすことをお勧めします。

筋肉が固まっている

五十肩では筋肉の硬直がよくみられますが、表面の

筋肉よりもインナーマッスルといわれている

深部にある筋肉が緊張していることがほとんどです。

 

肩のインナーマッスルは腕の骨である上腕骨と

肩甲骨で構成している肩関節をしっかり固定する役割があります。

 

この筋肉が緊張して拘縮してしまい正常に働かなくなると

浅い肩関節がずれやすくなり腕が上がらなくなります。

 

インナーマッスルは自分では触れない筋肉なので、五十肩に

なったら直ぐに治療して筋肉の硬直を防ぐ必要があります。

何もしないで症状が進行すると、とどんどん筋肉がかたくなって

悪化していきます。

 

この場合の対処法としてはアイシングが一番効果があります。

 

「冷やして大丈夫なの?」

 

って思う方がいると思いますが大丈夫です。

日本の病院では温めることが多いですが、欧米の病院では

氷水で冷やしています。

 

冷やすことによって、筋肉を硬直させる物質の放出を

抑えることができます。温めてしまうと、この物質がさらに

放出され筋肉が硬直が進行するので注意して下さい。

まとめ

五十肩は我慢した期間だけ治療期間もかかります。

ですので腕を上げると肩が痛くなったら直ぐに病院や

接骨院で診てもらうことをお勧めします。

 

同時に自分でリハビリを行うと治りが早くなります。

そのリハビリとはアイシングと傘などの棒を使って行う

ストレッチです。

 

アイシングは氷嚢があればいいのですが、なければ

ビニール袋に氷と少量の水を入れて肩関節に当てて下さい。

 

肩の骨に直接氷が当たると痛いので、氷がドーナツ状になるようにして

肩の周りに当てて10分間冷やしてください。最初の3分間は冷たくて

痛いかもしれませんが、3分を超えると慣れてきますので

安心して下さい。3分を超えても冷たくて痛い場合はハンカチや

ガーゼを当ててその上から冷やしてください。

 

棒を使ったストレッチは下記の動画をご覧下さい。