椅子に座るとお尻(尾てい骨)が痛い!これって仙骨、座骨神経痛、それともヘルニアなの?

こんな悩みはありませんか?

  • 椅子に座るとお尻や尾てい骨が痛くなる
  • 腰からお尻、足にかけて痛い・しびれる
  • 運動した後、お尻が痛くなることが多い
  • お尻が痛くて長時間座ってられない

最近、椅子に座るとお尻が痛くなるんですけど・・・これって病気

先日、映画館に行って長時間椅子に座っていたら

 

「なんか、お尻が痛いなぁ~」

 

と感じて、上映中なのにお尻の位置を

何度も移動させて痛みなのないポジションを

探していました。

 

お尻の位置を変えて痛みがなくなる場所を

見つけるのですが、少し時間が経つと再び

痛みが出始め、またお尻の位置を移動させて・・・

 

きっと隣の席の人は大迷惑だったでしょう。

もぞもぞしていましたからね、ごめんなさい!

 

映画館の椅子に座ると痛いだけで、普通の椅子に座れば

痛くないのでは思い、仕事で使っている椅子に座ったら

 

「い、痛い!」

 

正直、困りましたね。椅子に座れませんから。

お尻が痛くならない椅子はないものかと探していたら

ありました!ありました!

 

それは、、、ソファーです!

 

お尻が当たる部分が柔らかいと痛みがでないんです。

これって、お尻の中で何が起きているんでしょうか?

 

自分では施術ができないので

接骨院、整体、病院で調べてもらいました。

 

仙骨が歪んでいる!?

最初にネットで調べて近くの接骨院に行ってみることに。

先生に今の状況を伝えて、身体チェックしてもらいました。

うつ伏せになって、お尻を触られた時、

 

「これは仙骨が歪んでいるね!」

 

「せ、せんこつ!?先生、仙骨ってなんですか?」

 

「あっ、失礼。専門用語でした。仙骨はお尻の骨で

ホームベースの形をしています。この骨が

歪んでいる可能性があります」

 

「歪むと痛いんですか?」

 

「100%痛くなることはないんですが、

痛くなることが多いです」

 

「そうなんですね」

 

「仙骨は前後、左右に動き、あと回転もするのですが、

仙骨が歪むことによって、神経を包んでいる膜が捻じれて

痛みが出ることが多いんです」

 

「なるほど!仙骨と神経を包んでいる膜が

つながっているのですね」

 

「そうなんです。他にも仙骨が歪むことによって

影響が出るところがあります」

 

「それはどこですか?」

 

「仙腸関節です」

 

「せ、せんちょうかんせつ!?」

 

なんか、聞いたことがあるような気がするけど

どこの関節かよく分からないな。

 

「仙腸関節は・・・・」

 

直ぐに先生が模型で場所を教えてくれて

説明が続いた・・・

仙腸関節がズレている

先生は続けて

 

「仙腸関節は骨盤の中の仙骨と腸骨の連結部分を

言うのですが、この仙腸関節がグラグラに緩んだり

かたくなっていることがあるんです」

 

「へぇ~~~~~」

 

「仙腸関節がグラグラになるとどうなるか分かります?」

 

「グラグラになるわけだから不安定に

なるんじゃないですか」

 

「そうですね。グラグラになるということは仙腸関節が

動き過ぎてしまうんです」

 

「それでどうなるんですか?」

 

「動き過ぎるということは、関節同士で摩擦が生じて

炎症が起きます。この時に痛みが出ます」

 

「なるほど、関節同士がこすれあうんですね。

で、先生、この時はどうすればいいんですか?」

 

「痛い場所を氷水で10分間冷やして、骨盤ベルトでしっかり

仙腸関節を固定します。そうすれば、痛みが引きますよ」

 

 「なら簡単ですね!これなら自分でもできそうです。

ところで仙腸関節がかたい場合にはどうしたらいいですか?」

 

「これは仙骨を矯正するしかありません。自分では矯正は

できないので矯正ができる施術院で受けてもらうことが

いいと思います。

 

「で、先生は仙骨を矯正できるのですか?」

 

「もちろんですよ!それが専門ですからね。ですが

○○さんの痛みの仙骨の歪みではなく、他の原因だと

思われます。たぶんですが、痛みの場所から尾てい骨の

歪みが根本的な原因だと思います。

 

「えっ!尾てい骨って歪むんですか?」

 

「それほど多くはないのですが、尻もちをついたり

長時間、床や地面に座ったり、上下に動く乗り物に

乗っていると尾てい骨が歪むことがあります。

 

「あっ、もしかしたら一週間前にスノボで転倒し

しりもちをついたから、それが原因かもしれません」

 

「そうですね。スノボーで尾てい骨を痛める人は

結構多いです」

 

「そうなんですね」

 

「私は仙骨は矯正はできますが、尾てい骨は

矯正できないので、知り合いの整体の先生を

紹介しますから、そこへ行ってください」

 

「分かりました、先生。ありがとうございます」

 

先生に2度お礼を言ってから、紹介してもらった

整体の先生のところへ急いで向かった。

 

車を運転している時、お尻を少し浮かしていた

ことに気づいた

尾てい骨(尾骨)が歪んでいる

「こんにちは。○○先生の紹介で来ました●●です」

 

「はじめまして。○○整体の○○です。●●さんですね。

お待ちしておりました。どうぞ、こちらへお入りください」

 

「ハイ、ありがとうございます」

 

爽やかなアロマの香りが漂う、清潔感のある待合室に

案内され、ふかふかのソファーに座って、差し出された

アンケート用紙に名前から記入した。

 

「○○先生の話だと、お尻が痛いって聞きましたが」

 

「そうなんです。お尻が痛くて映画館に椅子に座れなくて。。。

たぶん、先週行ったスノボでしりもちをついたことが原因だと

思うのですが」

 

「なるほど、で、どこが痛いのですか?」

 

「ここです!」

 

と先生にお尻を向けて尾てい骨を指差した。

 

「ここですね」

 

「ハイ」

 

「ちょっと触りますけど痛いですか?」

 

「強く押さえられると痛いです」

 

「痛めたから頭痛はありましたか?」

 

「ず、頭痛ですか!?あっ、そういえば

しりもちをついてから数日、軽い頭痛がありました。

えっ、これって尾てい骨と関係しているのですか?」

 

「実は関係しているんですよ」

 

「へぇ~、意外ですね」

 

「○○さんの場合、尾てい骨の歪みが原因で

お尻が痛くなっていると思います。尾てい骨が歪むと

かたい椅子に座ると痛みが出たり、頭痛が出たりするんです」

 

「尾てい骨ってどう歪むんですか?」

 

「尾てい骨がお尻の中に入り込むようになります」

 

「えつ、お尻の中に!?」

 

「そうです。ですので中に入り込んでいるのを外に

出さないと痛みは消えません」

 

「で、どうやって出すんですか?」

 

「病院ではお尻に指を入れて尾てい骨を

引っ張り出すのですが、それは嫌ですよね」

 

「あたり前じゃないですか!それに先生に

お尻を見せるなんて恥ずかしいですよ!!」

 

「そうおっしゃると思いました。でも安心して下さい。

お尻に指を入れなくても尾てい骨を引っ張る

方法もありますので」

 

「それは安心しました」

 

もしも、お尻の中に指を突っ込まれそうに

なったら、間違いなく断わるだろうな。

 

「では、施術しますので、このベッドに寝て下さい」

 

え、もう始めるの?と思ったら

ベッドに寝かされていた。

 

「後ろから尾てい骨を触って引っ張りますから

痛かったら言ってくださいね」

 

「は、ハイ」

 

実際に施術となると少し不安になった。

 

施術が始まると、先生の指がお尻の中に入り込んだ尾てい骨の

表面に当たって、頭の方へゆっくり引っ張られていく

のを感じた。

 

「●●さん、痛くないですか?」

 

「痛くないです」

 

「もう少しで終わりますから、もし途中で痛かったら

遠慮なく言ってくださいね」

 

想像していたよりも痛くなく、ただ、触られている

感じだった。

 

「ハイ、終わりです」

 

「えっ、もう終わりですか?」

 

「ハイ、尾骨の歪みがなくなりましたから。

これで一度、こちらのかたい椅子に座って

みて下さい」

 

ベッドから立ち上がって、恐る恐る椅子に

座ってみると、

 

(い、痛くない!うそぉ~~~~!?)

 

「どうですか?」

 

「先生、痛くないです」

 

「では、椅子から立ち上がってもらえますか?」

 

「ハイ」

 

ゆっくり立ち上がってみると、これまた

痛くな~~~い!

 

「先生、椅子から立ち上がっても痛くなりません」

 

「じゃあ、もう大丈夫ですね」

 

「これでもういいんですか?」

 

「ハイ、あとは痛みが完全に消えるまでは、かたいところに

座らなければ大丈夫です。かたい布団やベッドで寝ることも

NGですね」

 

「分かりました。あと先生、尾てい骨の痛みは引いたんですか

お尻が痛いのは尾てい骨と関係していますか?」

 

「お尻のどこですか?」

 

「ここです!」

 

「お尻のくぼみですね!これはもしかして

梨状筋症候群といって、お尻の筋肉が

緊張しているかもしれません。ちょっと

チェックしてみましょう!」

 

「よろしくお願いします」

お尻の筋肉がかたい(梨状筋症候群)

もう一度、ベッドにうつぶせになって

先生が左右のお尻を触ってチェックした。

 

次に両足を直角に曲げて外側へ倒した。

一体、何をやっているんだろうと思ったが

全く心配はなかった。お尻の痛みが消えたから。

 

「●●さん、仰向きになってもらえますか」

 

「ハイ」

 

「膝を伸ばしたまま片足を上げていくので

痛かったら言ってください」

 

「分かりました」

 

先生は私の顔を眺めながら、ゆっくり足を

上げていった。

 

「どうですか?」

 

「ちょっと太ももが突っ張ります」

 

あれ!?、もしかして、さっき先生が言っていた

梨状筋症候群なの?ちょっと不安になった。

 

「では、もう一度足を上げていきますので

痛かったら言ってくださいね」

 

今度は足先を外側に向けてから先生は

足を上げていった。

 

「どうですか?」

 

「さっきと同じです。太ももが突っ張ります」

 

「そうですか。これは、たぶん梨状筋症候群ではなくて

太ももの筋肉がかたいだけですね」

 

先生は笑っていた。

良かった。梨状筋症候群ではないんだ。

 

「これで、もう大丈夫だと思いますが念のため

私が紹介する病院で腰のMRIを撮ってきてもらえますか?」

 

何でお尻の痛みが消えたのにMRIを撮りに

いかないといけないのだろう。

 

「お尻の痛みは、尾てい骨のゆがみだけでなく

ヘルニアでも痛みがでることがあります。

●●さんの場合、ヘルニアではないと思いますが

万が一もありますので、いいですかね」

 

「分かりました。先生がおっしゃるなら病院へ

行ってきます」

 

「ありがとうございます。では紹介状を書きますので

ちょっと待合室で待っててくださいね」

 

私は先生にお礼を言ってから外に出て、待合室に座って

お尻の感覚を確認したが痛くなかった。嬉しかった。

ヘルニアではなかった

病院へは明日、行こうと思ったが

心配だったので直ぐに行くことに決めた。

 

先生に書いてもらった紹介状を持って

腰痛専門の整形外科に車で向かった。

 

運転中もお尻の痛みはなかった。

 

整形外科には学生時代に通ったことが

あるだけで、大人になってから一回もお世話に

なったことがない。

 

レンガ色のモダンな建物の中には

患者さんでいっぱいだった。

 

「あの~、初めてなんですが、●●先生の紹介で

来ました」

 

「●●先生ね。紹介状はありますか」

 

「ハイ」

 

目の前にいる受付スタッフの笑顔が私の不安を

消し去ってくれた。

 

「ちょっと、今、混雑していますので

30分位、待合室で待ってもらえますか」

 

「分かりました」

 

広々とした待合室にカラフルな四角形の椅子に

座って名前が呼ばれるのを待った。

 

「●●さん、こちらへどうぞ」

 

呼ばれた先は診察室ではなく

レントゲン室だった。

 

まだ、専門学校を卒業して2、3年のといった

若くて身体が細い男性スタッフが案内してくれた。

 

そこで、腰のレントゲンとMRIを撮った。

頼りなさそうなスタッフだったが、手際良く

誘導してくれたので直ぐに撮影が終わった。

 

そして、待合室で再び名前が呼ばれるのを待った。

 

「●●さん、診察室へお入りください」

 

「ハイ」

 

診察室に入ると、目の前に小太りで、

40代後半から50代前半だろうか、優しそうな

先生が笑顔で迎えてくれた。

 

「●●さんですね。●●先生からの紹介状を見ましたが

お尻が痛いんですね」

 

「そうなんですよ。でも、●●先生に見てもらった

直ぐに痛みが消えたんです」

 

「それは良かったですね」

 

「で、先生からヘルニアかもしれないって言わたんですけど

どうなんですか?」

 

「レントゲンやMRIで見る限りではヘルニアではないですから

●●先生のおっしゃる通り、尾てい骨の歪みだと思います」

 

「そうですか」

 

「これで、もう痛みが出ないと思いますから安心していいですよ」

 

「良かったです。ありがとうございます」

 

これで、お尻の痛みを気にせず生活できる。

痛みがないってなんて幸せなんだろう。

 

先生、本当にありがとう!

まとめ

椅子に座るとお尻(尾てい骨)が痛い場合、考えられる

原因は5つありました。

 

1:仙骨のゆがみ

2:仙腸関節のズレ

3:尾てい骨のゆがみ

4:梨状筋症候群

5:腰のヘルニア

 

もしも、椅子に座ってお尻が痛い場合

上記の5つのうちどれに当たるのか

簡単に分かる方法があります。

 

それは痛い場所です。

 

仙骨のゆがみであればお尻全体が痛くなります。

 

仙腸関節のズレであれば、左右どちらかのお尻の

上がピンポイントで痛くなります。

 

尾てい骨が痛い場合は尾てい骨やその付近が

ピンポイントで痛くなります。

 

梨状筋症候群は左右どちらかのお尻のくぼみ、

お尻の筋肉が痛くなります。

 

腰のヘルニアはお尻の真ん中(割れ目)から

尾てい骨にかけて痛みがでます。

 

この中で危険なのは腰のヘルニアです。

痛みを我慢して放置しておくと、腰痛や足にしびれが

出たり、ひどくなると歩くのも困難になります。

 

お尻の真ん中(割れ目)から尾てい骨にかけて

痛みがあり、せき・くしゃみで痛い、朝が痛い、

前屈で痛い場合はヘルニアの疑いがありますので

直ぐに病院で見てもらうことをお勧めします。

症状について詳しくはこちら

腰痛

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