足底筋膜炎

 

東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソン、大阪マラソンなどで

ランニングを始める方が増えています。

地域でもマラソン大会が数多く開催され、健康意識が

高くなっている証拠だと思います。

 

長距離走ることによって、よく起きる障害として

「足底筋膜炎」があります。

 

スポーツ障害で最も多く見受けられる疾患ですが

足のアーチが必要以上につぶれることにより、

足の裏の筋肉である足底筋膜(足底の筋肉を包んでいる膜)が

伸びてしまい痛みが出ます。

 

特に足底筋膜の付着部である踵(かかと)の

骨の前側や土踏まず、そして指のつけ根付近に

痛みが出やすいです。

 

  • 朝おきて床に足をつけると痛い
  • 歩くと足裏がいたくなる
  • 走ったりすると足裏のかかと付近が痛くなる
  • 偏平足である
  • 廊下を歩くとペタペタ音がする

足底筋膜炎による踵(かかと)の痛み

 

足底筋膜は足裏のかかとの前(内側踵骨結節)

から始まり足の指の根元(中足趾骨間関節の足底版、

屈筋腱鞘、足趾の近位趾節骨の基底部)に

くっついています。

 

よくあるのた体重の増加や

長時間のランニング、ジョギングによって

足裏の筋肉、足底筋膜が何度も伸ばされて

緊張し、付着しているかかとの骨を引っ張り

炎症を起こし痛みを誘発します。

 

ひどくなると、足底筋膜の微細断裂

疲労骨折、骨膜炎、そしてかかとの骨が

引っ張られ続けることによって、かかとの骨が

変形してとげのようになる骨棘(こつきょく)が

表れます。

 

足底筋膜炎の症状(好発部位×印)

 

スポーツなどで試合用のスパイクをはいて

全力で走ると足の裏が痛い、朝起きて床に足をつけるときに

“ズキッ”と痛む、長時間、アスファルトやかたい地面を

歩いたあと、登山した後に足裏が痛い。

靴底のクッションがあまりない、もしくは柔らかい靴に

変えた後が痛くなります。

足裏のかかと付近が痛い足底筋膜炎の治療とは

 

足の土踏まずが必要以上に落ちてしまい

起きてしまうので、最優先に行うことはアーチを上げることです。

 

方法は7つあります。

  • 靴を変える
  • 足底版・インソールを使う
  • アーチパッドを使う
  • テーピングでサポート
  • 筋トレ・リハビリ
  • ストレッチ
  • アイシング

 

靴はメーカーによって構造が全く違います。

例えばミズノのスポーツシューズ、ランニングシューズには

横にカーブのラインが入っていますが、これはサイドを

サポートする役割があります。

 

宣伝するわけではないですが、足底筋膜炎予防に

お勧めな靴はニューバランス(NB)です。

 

もともとアーチをサポートするインソールや偏平足を矯正する

ことを目的として創業した海外の靴メーカーです。

 

多くのランナーから支持される理由は走ったり、長距離歩いても

疲れないような構造になっているからです。

 

特に土踏まずの部分がしっかり上がっているので

靴を履くだけでアーチが上がっている感じが分かります。

 

 

足底版・インソール

 

インソールとは靴の中に入れる中敷きのことです。

今はいろんな種類が出ていますが、個人的にお勧めなのが

ソルボというメーカーのインソールです。

 

なぜ、ソルボのインソールを勧める理由は

インソールにくっついているクッションが筋肉のかたさと

同じくらいだからです。

 

アーチがしっかりあるインソールであっても

土踏まずの部分がかたい、もしくは高いと

履き始めはいいのですが、時間がたつにつて

痛みが出ることがあります。

インソールの目的はかかとの安定とアーチを

あげることです。

 

アーチパッド

 

これもソルボの商品がお勧めなのですが

使っている中敷きにパットを貼って

アーチを上げて、足底筋膜をゆるめて

予防します。

 

 

筋トレ・リハビリ

 

足のアーチを作る足底筋膜の筋トレ

(タオルギャザー、マーブルキャリー)、

と長腓骨筋(足の外側の筋肉)の

筋力トレーニングです。

 

 

 

 

ストレッチ

 

アキレス腱、ふくらはぎの

筋肉(下腿三頭筋)のストレッチ

(上記の腱や筋肉がかたいと

足底筋膜炎になりやすいからです)

アイシング

 

氷水で患部を10分間冷やします。

足底筋膜炎 春日井市 (2016年7月25日)

毎朝、足の裏が痛い患者さん。

 

特に朝起きた時の一歩目や外を走るとかかとが痛み、歩いていても急に痛くなることもあるとのこと。

 

検査した結果、扁平足による足底筋膜炎の可能性が高い。

 

かかとの痛みをかばって前傾姿勢になっていたので、足のアーチと姿勢の矯正を行って足裏に負荷が強くかからないように調整しました。

柔道整復師(国家資格)コツコツ前田からのメッセージ

足底筋膜炎について、施術家としてのこれまでの

経験をもとに説明させていただきます。

 

この記事に書いてあることは、あくまで個人的な

意見ではありますが、私は柔道整復師という国家資格を

持っています。また、医者、カイロプラクティックドクター、

アスレティックトレーナーからから15年間、学んできました。

 

 

私の資格や施術経験をもとに、足底筋膜炎で悩んでいる方の

お役に少しでも立てるように、できるだけ分かりやすい記事を

書くよう心がけています。

 

もしも、よく分からなかった場合には、どの部分が

よく分からなかったのか具体的に、ご指摘して頂けると

助かります。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。